日曜競馬 回顧

競馬

[安田記念 G1]


1999年の安田記念を怪物グラスワンダーを退けて勝ったエアジハード
そしてそのエアジハードの直仔が11年後に同レースを制しました。
目出度い親子制覇ですね。
決して人も羨む血統馬ではないだけに、中小の生産牧場や厩舎関係者
にとっては励みになったのではないでしょうか。


ショウワモダンのこの2戦は中味のある内容でしたが、G1・G2
での実績に欠ける点で人気を落としてました。
しかし、調子が良く勢いがあったのでしょうね。
スーパーホーネットは近走の不振が嫌気をさされて人気薄でしたが、
毎日王冠で好時計でウオッカに先着した馬。
その時のことを思い出したのでしょうか(苦笑)。


前半4F:44.9 後半4F:46.8
(12.0 - 10.7 - 10.9 - 11.3 - 11.4 - 11.3 - 11.7 - 12.4)
前後半差が1.9秒の平均よりチョイ早いペースでしたね。
因みに勝ち時計の1.31.7は、昨日の準オープン戦と同タイム。
戦前の予想通り、高速馬場での高速決着でしたね。


リーチザクラウンは、多少スタートで安目を売って向こう流しから
3コーナーまでは3番手追走ですが、その後、何を勘違いしたのか
安藤勝己騎手はリーチザクラウンを後ろに下げました。不可解です。
緩急自在という器用さがなく、一本調子での走りが本領発揮の馬だと
思ったのですが・・・。
まぁ、結果的には道中、中団より後方で脚を貯めていた馬の1〜3着
でしたので、馬の気に任せての先行策もダメだったかもしれませんが、
それで負けたのなら仕方ありません。
問題は、何故3コーナー過ぎから後ろに下げたかっということです。
不完全燃焼というか消化不良のレースでしたね。


http://www.youtube.com/watch?v=AtzwIBxjn_4:movie,w450