思った以上にスローに流れましたね。完全に上がりの競馬になりました。
千米通過が１．００．０、千二通過が１．１２．９、後半が１．１１．１で
２．２４．０の決着。
勝ったマカヒキが３３．３、２着サトノダイヤモンドが３３．４、３着の
ディーマジェスティが３３．３ と凡そ二千四百の競争とは思えないような
究極の上がりの競馬でした。
１〜３着馬は中団のほとんど同じ位置に並んでいました。
この上がり勝負では幾ら最速３３．２の鬼脚を持ってしても、リオンディーズ
の位置からは届きません。明らかにペース判断を誤りました。
１〜３着馬は位置取りの差が、微妙に出た感じですね。
エアスピネルは一瞬『おッ！？』と見せ場を作りましたが、この上がりでは
切れ負けですね。 武豊騎手は、これ以上ないくらい上手く乗ったのですが。
上位馬と比べると、やはり善戦マンの域を出ませんが、今後の成長に期待です。
ディーマジェスティは、大事に乗り過ぎた感じがします。
サトノダイヤモンドは惜しい２着でした。ルメールも最高の騎乗でした。
で、マカヒキ。これはもう人馬一体の勝利ですね。
馬は素直な性格で折り合いに苦労なく末脚の爆発力は相当なものです。
スローを見越して、中団につけたのは正解でした、川田騎手のファインプレイ。
ヴァンキッシュランの凡走は不可解です。
重賞３勝のスマートオーディンと同じく、４強馬との対戦することなく、幾分
軽い相手との競馬しか経験してなかったからでしょうか。
次は菊花賞。今日の１８頭から勝ち馬が出るのか、上がり馬が出現するのか
今から楽しみになってきました。
あ、この中で凱旋門賞に登録した馬が何頭かいますが、そっちに行く馬も
いてもおかしくはありませんね。斤量からして、３歳馬絶対有利ですから。
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