日曜競馬 回顧

競馬


[大阪杯(G1)]



晴れ・良馬場・阪神・芝・二千  前後半59.6−59.3 1.58.9
(12.3 - 11.1 - 12.1 - 12.1 - 12.0 - 12.2 - 11.8 - 11.7 - 11.6 - 12.0)
見事なまでの平均ペースですね。上がりも35.3と標準。
このレースが新設と雖もG1らしいレースになった立役者は、武士沢騎手・
マルターズアポジーですね。一見、飛ばしているように見えてもテンの5Fは
59.6です。アポジー以降の馬にとっては明らかにスローペース。そこを絶妙
なタイミングでスパートした武豊騎手は流石ですね。寸分の狂いもありません。
最後は馬の力を出し切ったところがゴール。



2着ステファノスは先団、3着ヤマカツエースは中団、それより後ろで構えて
いたマカヒキとアンビシャスは、33秒台の末脚を出しても大気圏外に沈み
ました。テン乗りの福永騎手は兎も角、ルメール騎手がペースを読み間違える?
それにこのレースはキタサンブラックという絶好のペースメーカー、目標がいた
ハズなんですがね。ルメール騎手は出来れば中盤で競馬を進めたい意向がありました
が、馬が思ったほど付いて行けなかったのでしょうか。
マカヒキ自身に、やはり何らかのダメージが残っているのでしょうか。



しかし、キタサンブラックは強かった。切れる脚はありませんが、先行して折り合い
最後は長くいい脚を使います。距離不問。パドックの映像では惚れ惚れする馬体でした。
5歳ですが、まだまだ成長しそうですね。
次は天皇賞(春)ですが、大阪杯は決してダメージを残すようなレースではなかった
だけに、連覇に向けて、宿敵サトノダイヤモンドとの対決が楽しみです。




馬券は、ほぼ元取り