日曜競馬 回顧

競馬


[有馬記念(G1)]



勝負の世界、追われる者より追う者が有利なことは自明の理。
マルターズ何とかは、他馬にしてみれば視界には、眼中にはありません。
他の14頭の目には、2番手追走でレースの事実上の主導権を握る
キタサンブラックに注がれました。
鞍上は武豊騎手です。 ペース判断に狂いはありません。
他馬にしてみれば、中でも動向が気になったのは、名手ルメール騎手
が手綱を取る、サトノダイヤモンドの動きだったでしょう。
宣言通り、絶えずキタサンブラックをマークする形でレースを進めました。
勝負処の3コーナー過ぎから、両馬とも進出開始。見応えがあります。
4コーナーから直線へ。 内キタサン、中アクター、外ダイヤモンド
直線ではこの3頭のG1馬による熾烈なデッドヒート。
急坂を上り切ったところでは、1着キタサン・2着アクターそして3着が
ダイヤモンドと思いきや、その刹那…。サトノダイヤモンドが底力を発揮。
前の2頭をアッという間に、捕らえてしまいました。 お見事です。
レベルの高い牡馬クラシックロードで、揉まれてきた苦労が逞しさに
鮮やかに変わった瞬間です。
武豊騎手・キタサンブラックは、この展開では厳しかったですね。
北島三郎さんも、悔いはなく満足だったでしょう。
そして、3つの勲章を胸に 2017 年も頑張って欲しいですね。
ゴールドアクターもG1馬の意地を見せてくれました、お疲れ様。
そして何より、古馬となったサトノダイヤモンドの活躍が見物ですね。
ドバイ? 凱旋門賞? 夢は広がります。



ルメール騎手、リーディングは戸崎騎手に奪われましたが、それを埋めて余りある
価値のある優勝でしたね。



で、馬券なんですけど、余りに固い決着(1→2→3番人気)のため、馬券は
当たることは当たれども、購入金額 18,000円 配当 18,220円 と元返し。
でも、まぁ、元返しでも、いいレースを見られたんだから、仕方なしとするしか
ありませんね。
ダービーと有馬記念は、馬券以上に予想が当たったか否かが、喜びの度合いが
高いような気がしますね。


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[ファイナルステークス(OP)]


エイシンバッケンは来たものの、相手がタガノエスプレッソかいな。
12番人気。 そりゃ2歳時に重賞勝ちがあるといえども、初ダートだもんなぁ。
他の馬はだらしないぞ! と言ってやりたいのですけどね。


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