日曜競馬 展望

競馬

[第158回 天皇賞(秋)]


秋のG1シリーズ10月の掉尾を飾るのは、天皇賞(秋)
歴史と伝統を誇る競争らしく、G1馬7頭が揃いました。
府中芝二千なので荒れそうに思われがちですが、そうでもない。
過去10年で1番人気が9回も馬券圏内、優勝は3年連続5回
となります。


さて、このレース、予想泣かせというか、レースを引っ張る
逃げ・先行馬が不在です。
メンバーがメンバーですので、そうスローにはならないと思い
ますが、1番枠を引いたステファノス、キセキ、スローを見透
かして、Mデムーロ騎手が強気に行く可能性もあります。


今日の府中9R 1000万下で 1400m 1.19.9 という早い時計が
出る馬場です。例えスローに流れたら直線での究極の末脚比べ
になる可能性が高いですね。


疑問はレイデオロとスワーヴリチャードのこのレースに対する
本気度。両馬とも、この秋、1番狙っているレースはジャパン
カップだからですね。天皇賞と比べても優勝賞金が1億円も
違えば、それも仕方の無いところ。


あらゆる意味で、1番死角がないのがスワーヴリチャード。
展開不問ですからね。安田記念を 1.31.4 で乗り切り、大坂杯
のように自分で競馬を作れる強みもあります。
安田記念は、57.5→ 33.9 という信じられないラップを駆け抜
けていました。心肺機能が高い証明です。


デムーロ騎手は勿論上手い騎手に違いはありませんが、もっと
上手い騎手がいます。Cルメール騎手ですね。
ペース判断から、追い出しのタイミング、馬を操る技術、どれを
取ってもルメール騎手が一番でしょうね。


本命はレイデオロ。昨年同様、目標はジャパンカップでもここ
では無様な競馬は出来ません。ここでそんな競馬をしたら
ジャパンカップどころではないでしょう。
広い東京の芝コース。一番力を発揮出来る条件が揃いました。
穴には、左周り4戦4連対のヴィブロス、芝二千持ち時計1番で
2戦2勝のキセキ。
不気味なのが、「平成の盾男」こと武豊騎乗のマカヒキ
平成最後の天皇賞で、盾男の異名の意地を発揮か?


3連単軸1頭ながし

4→(3・5・6・7・9・10)


3連複軸1頭ながし

4→(1・3・5・6・7・9・10)