日曜競馬 回顧

競馬

[第158回天皇賞(秋)]


前後半が 59.4- 57.4 上がりが 34.5 ですので、思った
ほど前半は早くなく、後半の時計勝負になりました。
両雄並び立たずといいましょうか、明暗がハッキリと
別れてしまいました。
スワーヴリチャード。
恐れていた出遅れ癖を、府中二千でやってしまっては
少し、いやかなり厳しいですね。
昨年のキタサンブラックのような卓越した能力の持ち主
ではない限り。
一度狂った歯車を、1分56秒の中で修正することは
ついに出来ませんでした。よもやの惨敗。
レイデオロ
全てが上手くいく時はこんなものでしょう。
名手Cルメール騎手の手綱に導かれ、「黄金の王」たる
一歩を、更に踏み出しました。
末脚を比べれば、スワーヴリチャードがナタであれば
レイデオロのそれはカミソリでしょうか。
上がり 33.6は、切れ者サングレーザーに次ぐものです。
しかし、ルメール騎手。秋華賞菊花賞天皇賞(秋)
3週連続のG1勝利には驚かされます。
余程、日本競馬の水が、合っているのでしょう。
両馬無事ならば、次はジャパンカップでの対決になります。
天皇賞を惨敗したスワーヴリチャードは、背水の陣。
そこで冴えない競をすれば、馬主・陣営が目論む種牡馬
としての価値に影響を与えかねません。


3連複  4−9−10  6,420円
3連単  4→9→10  24,230円