日曜競馬 回顧

競馬


[安田記念(G1)]



前後半の半マイルが、45.5 - 46.0  1.31.5。
バランスの取れたG1レースらしいラップを踏みました。
5Rの2歳新馬戦の勝ち時計が 1.34.8 ですから、G1ならこのくらいの
時計は驚くことはありません。
昨今のJRAのレースに対する考え方は、兎に角、スピード一辺倒のような
気がします。いや気がしますではなくてそうなんですね。



勝ったサトノアラジンは、昨年のスワンSで豪脚を発揮して以来、色々な
要因により、レースで持てる力を発揮できませんでした。
これが実力なんですね。先行有利そうな馬場を、よく追い込んできましたね。



2着ロゴタイプも田辺騎手の絶妙なペース判断もあり、よく頑張りました。
驚いたのはレッドファルクス。この馬がマイル、それも府中のマイル戦で
このような末脚を爆発させるとはね。
この先、スプリント〜マイル路線での展望が広がりましたね。



香港馬2頭は、かなり馬体重を減らして出てきましたが、パドックでは
そう細くなったようには見えませんでした。
香港馬が苦手とする上がりの競馬になったことが、要因でしょうか。



さて、イスラボニータルメール騎手の神騎乗も3度まで。その反動が出た
のでしょうか。直線で各馬スパートをかけるとろこで、ヤングマンパワー
内に入られて進路を失い、スパートどころかどうすることも出来ませんでした。
それでも外に出せば何とかなった可能性もありましたが、あくまでインに
拘るのがルメール騎手の信条です。 結果的に言い訳の効かない駄乗に終わり
ました。誠に残念でしたね。



1着馬も、2着馬も3着馬も買えます。しかし、この組み合わせで3連単
なかなか買えません。
今年も3連単6桁配当の28万馬券で荒れてしまいました。
なかなか一筋縄ではいかないのが、安田記念ですね。