[安田記念(G1)]
現役最強馬アーモンドアイが天才肌なら、グランアレグリアだって
天才肌です。気性難で桜花賞以降の出世が遅れ気味でしたが、この
大一番で、改めてグランアレグリアの能力を披露してくれました。
正直、普段のアーモンドアイなら、もっと斬れてもいいのでしょうが
稍重馬場で十分に乾いてない外を回ったためか、上がりは 33.9です。
グランアレグリアが 33.7 ですので、2馬身半差はやはり位置取りの
差ですね。ルメール騎手も、ヴィクトリアマイルのような感じで行
きたかったのでしょう。
ここ大一番、14頭中G1馬10頭の超豪華メンバーでは、些細な
出遅れすら致命傷になってしまいます。
令和2年6月7日東京競馬11Rで施行された安田記念では、最強
マイル女王の座は、グランアレグリアが射止めました。
同じメンバーで全く同じ条件で再戦したとしたらどうでしょう。
全馬万全の状態なら、今度はアーモンドアイのような気がします。
中2週が応えたか、柔らかい馬場が応えたかは分かりませんが、
今日のパフォーマンスは、残念ながらアーモンドアイ本来のそれで
はありません。芝G1の8勝目は、遠い先のことではありません。
馬券は前日予想で、グランアレグリアからの3連単と書きましたが
やはりアーモンドアイの現役最強馬の暖簾は無視出来ずに、1着・
2着をグランアレグリアとアーモンドアイで固定。3着は荒れる
安田記念を念頭に、全馬に総流しでした。
3着にインディチャンプが来たから、安い馬券になりましたが、
ノームコアがクビ差前に出ていれば、アーモンドアイと一緒に上がっ
ていったケイアイノーテックがNHKマイルCを勝った時の末脚を
使ってくれれば、もっとついたのにね。あぁ ...。
でも、グランアレグリアが勝ったことは素直に嬉しかったです。