日銀に頼り過ぎるな

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急速な円高に市場の警戒極まる、下値を試す展開か

 


東京市場軟調か。東京市場が休場の間に為替市場ではドル円が一時110円台を記録。
注目されたイエレンFRB議長の議会証言では足元の経済環境に配慮した発言も見られたが、
そのことが逆に景気減速への警戒を強める格好となり、米国株は連日の下落となった。
CME225先物大証日中終値と比べて475円安の15195円、ドル建ては430円安の15240円で
取引を終えた。
ドル円のドラスティックな動きの割にはCME225先物は500円程度の下落で、むしろ値を
保っているという印象すらあるが、世界的なリスクオフが強烈に意識される地合いのなか、
全面安の展開が想定される。110円台をつけた後のドル円がいったん大きく切り返している
ことがせめてもの好感材料ではあるが、円高の勢いは強まっており、日本株には大きな
アゲインストの流れ。週末に加え、来週、春節休場明けとなる中国市場への警戒感も高まり
やすく、下値を探る展開が想定される。15000円割れの可能性までみておく局面か。
日経平均の予想レンジは14800円−15400円。


http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/domestic_market/market_topix.asp#outlook_article1



世界的な株安傾向は終息に向かう方向には全然ありません。
昨夜は欧州株が暴落、今朝にかけては米国株が暴落。
ダウ30種株価は一時400ドルを超す下落を記録。
さて、今日の日本株ですが、CME225の精算値に
寄り添う形になり、そこから 15,000円を維持出来るか
否かが分かれ目でしょうか。
円高傾向にも、ロンドン市場で一時1ドル110円台を
記録しました。すぐに戻しましたが...。
為替も円高傾向を無視するワケにはいかず、この面でも
輸出系企業の業績に疑いの目を向けざるを得ません。
日銀のマイナス金利政策は、ここにきて事実上の失敗だった
ことが明らかになりました。
銀行が日銀に預ける資金にマイナス金利をかけることにより、
企業や個人への貸出を増やす、ホントかよって感じですね。
出揃った企業の3Q決算は下方修正する企業が少なくなく
新規に設備投資等を行うような状況ではなく、
個人も所得が上がった実感を持つ人は、一部の人を除き
ほとんどいないでしょう。
これでは、超低利でも貸出先には困るでしょうに。
マイナス金利による緩和策による、じゃぶじゃぶ溢れる
予定の資金には行き場がありません。
国債もマイナス金利になり、手掛け難いですね、日銀を除き。
日本経済の動きを、日銀に頼り過ぎている感じがするんです
けどね、どうでしょうか。
マイナス金利導入など、プレッシャーによる窮余の一策ですね。
余りに日銀への期待感が強すぎての失策です。
長く続けると欧州のメガバンクのように、経営が傾いてしまいますよ。




http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20160212-00000042-jijnb_st-nb