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スコットランド独立派、勢い増す 英国は引き留め躍起



英北部スコットランドの独立の是非を問う住民投票が18日に迫る中、英国からの分離を訴える
独立派が急速に勢いを増している。今月初めに行われた世論調査で、独立賛成派が反対派を初めて
わずかに上回り、「新国家」誕生が現実味を帯びてきたからだ。
英政府はスコットランドへの自治権拡大を約束するなど、引き留めに躍起となっている。



「独立の夢が現実のものとなりつつある」
独立派が世論調査で初めてリードを奪ったと英日曜紙サンデー・タイムズが報じた7日、スコット
ランドのエディンバラでビラ配りをしていた独立派運動員の女性は、興奮気味にこう語った。

 


別の運動員は「独立することでより手厚い社会保障や高い生活水準を実現できるという私たちの主張
が浸透している」と胸を張る。
一方、独立反対派の運動員たちは、賛成派の勢いが増していることを認めながらも、「独立は間違って
いると思いながらも声に出せない人たち、本当に独立がいいのか不安に思っている人たちはたくさんいる」
と述べ、最後の1週間にかけていく考えだ。



しかし、約1カ月前まで支持率で20ポイント以上の差をつけてリードしていた独立反対派が投票直前
になり賛成派にひっくり返されたことは、英政府には大きな衝撃を与えた。

 

オズボーン英財務相は7日、英BBCテレビに出演し、社会福祉の充実や所得税の徴税権など、さらなる
自治権の付与を検討し、近々、英政府が発表する意向であることを表明。
独立した場合、英通貨のポンドは使えなくなると警告した。

 

独立を目指すスコットランド行政府のサモンド首相はこれに対し、「英政府は敗北が近づいていることで
パニックに陥り、なりふり構わず独立阻止に動いている」と批判した。

 

また、週明け8日の外国為替市場でポンドは、対ドルで昨年11月以来の安値をつけ、スコットランド独立
のリスクが、金融界でも浮き彫りになった。



→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/140908/erp14090823250010-n1.htm


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グレートブリテンの危機ですね。
スコットランドの独立を認めると、ウェールズ北アイルランドも独立の
機運が高まるのでしょうか。
独立した際の、政治は兎も角、経済、通貨、安全保障、なども自前で行う
ことになるのですが、大丈夫でしょうかねぇ。