人権団体の出番です

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名誉殺人で女性が年間900人犠牲 2012年パキスタン



パキスタンの有力人権団体「パキスタン人権委員会」は4日、婚外性交渉や親の認めない交際などを
していると疑われた女性を家族の名誉を汚したとして殺害する「名誉殺人」が2012年に、同国内
で913件発生したとの調査報告書を発表した。被害者のうち少なくとも99人は未成年だった。


11年は943件だった。同国の一部の地域では、女性への暴力が許容される差別的な慣習が残っている。
女性に暴力を振るった人物に厳罰を科す法律が11年に成立したが状況はほとんど改善していない。

 

殺害動機の内訳は、女性が「婚外性交渉をした疑いがあるから」が604件で最多。「(親の決めた
相手ではなく)自身の選択で結婚しようとしたから」が191件と続いた。

 


少なくとも29人は強姦された後に殺害された。犯人は被害者の夫が最も多く209件、兄弟が202件、
父親が71件だった。



→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/130404/asi13040422200002-n1.htm


http://www.youtube.com/watch?v=4O57aa5tYnQ:movie,w600


こういうニュースを見ると、ホントこんな国に生まれなくて
よかったと思いますね。
これは明らかに家父長制度の行き過ぎた状況ですね。
女性は人としてではなく、道具に近いワケです。
今の時代、「自身の選択で結婚しようとしたから」殺される
とは、何のために生まれてきたのかを嘆きたくなりますよね。
ただこういう社会的風潮は一朝一夕に改まるわけではなく、
それこそ人権団体が奮闘して、悲劇を救わなければなりません。