日曜競馬 展望

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[ジャパンカップ(G1)]


う〜ん、ジェンティルドンナ陣営の読みは当たりましたね。
53キロならG1級の牡馬と争えると。そして望みは高く…。



1コーナーで外枠にもかかわらず、逃げるビートブラック
2番手追走。スローを見越した岩田騎手の判断でしょう。
そのまま淡々とレースが流れます。
そして、4コーナーではゴーサインを出さずに後ろから来た
馬を先に行かせます。丁度、弓を思いっ切り引っ張るが如く
ゴーサインを出してからは弾けました。
前にいる日本最強馬のオルフェーヴルを捕えにかかります。
併せ馬状態でゴールに。着差はハナ差の勝利でした。
これだけ強力馬が揃ったジャパンカップ牝馬三冠ですから
年度代表馬は堅いでしょう。
しかし、このレースのラップが面白いですね。
千米通過が60.2の超スロー
前後半が72.3−70.8 レース自体はほぼ平均ペース
レースの上がりが34.7。
各馬の上がりが
ジェンティルドンナ:32.8
オルフェーヴル:32.9
ルーラーシップ:32.7
ダークシャドウ:32.8
と、上位4頭が二千四百米戦で32秒台の末脚を繰り出してます。
最後の千米が 12.0 - 11.9 - 11.7 - 11.5 - 11.5 と加速して
います。 道中をきっちり折り合えて最後に鬼脚を使える馬
でなければ上位入線は叶いませんでした。
このレース、オルフェーヴルは、池添はよく乗りました。合格点です。
ただ斤量とプレッシャーと騎手の技量の僅かな差でジェンティルドンナ
軍配が上がりましたね。
しかし・・・。サンデーレーシング(社台グループのノーザンファーム
系のクラブ馬主)のワンツースリーですか…。
大レースは社台の運動会ですねぇ。



http://www.youtube.com/watch?v=VZFQDoIUbNU:movie,w500