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北の砲撃事件 専門家「背後に中国の姿が」



北朝鮮による韓国の延坪島への砲撃事件で、民間人が死傷するなど両国間の緊張が一気に高まった。
朝鮮戦争休戦後初めての砲撃事件で、無謀ともいえる今回の挑発行為がなぜこの時期に起きたのか。
北朝鮮の次期後継者である金正恩が軍での権力を強化させるために出た行動との分析が大半を
占める中、最大支援国である中国が外交上や国内危機の苦境から逃れるための一手であるとの見解も
示されている。

 
事件後、米ホワイトハウス北朝鮮を「強く非難」し、「好戦的な行動」の停止と朝鮮戦争休戦協定
の順守を要求した。イギリス、EU、ドイツも相次いで北朝鮮の挑発行為を非難するコメントを発表し、
国連安保理も近々、北朝鮮への制裁案を検討すると伝えられた。
一方、北朝鮮に大きな影響力を持つ中国は、砲撃事件が伝えられた直後、韓国と北朝鮮双方に冷静な
対応を呼び掛け、北朝鮮の核問題を話し合う6カ国協議の再開が不可欠との認識を示した。

 
朝鮮半島の緊張により、東京の訪問を終えて中国に向かったボスワース米政府特別代表(北朝鮮担当)
の中国訪問への関心が高まった。
北朝鮮が遠心分離機の存在を明らかにした後、急きょアジアに派遣された同代表は22日、ソウルでの
記者会見で、米朝直接対話の可能性について、「北朝鮮が誠意を持って対話や討論の方向に転換して
いるという態度を示さなければならない」とした上で、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議再開問題
について、「それを再びよみがえらせることを希望する」と語った。

 
今回の砲撃事件で、関連各国は6カ国協議再開における中国の仲介役への期待が一層高まる。
それをカードとして中国側が米国に対して人民元切り上げへの圧力を緩和させ、国際問題での中国の
影響力を高めようとする中国の意図がうかがえるとの専門家の見解が伝えられている。

 
中国問題専門家で、元・北京師範大学の孫延軍教授は、インタビューで今回の砲撃事件について、
北朝鮮が単独で軍事行動に出た可能性は低い」とし、「中国と北朝鮮は現在、いずれも国内外の
厳しい危機に直面している。何らかの問題を引き起こすことによって、国際社会から最大限の譲歩を
引き出すための行動ではないか」との見方を示している。

 
同氏の分析では、中国国内では、社会格差やインフレ問題など当局はさまざまな難題を抱えており、
まさに一触即発の状態。
国外では、米国による人民元切り上げへの圧力が高まる一方である。
尖閣諸島問題後、中国の強硬な外交姿勢に周辺国は警戒感を示し、日本との関係が急速に悪化し、
日米同盟が強化されるなど国内外においての八方ふさがり状態に中国当局は焦燥感を募らせている。

 
局面打開のため、毎年多額の援助を行ってきた北朝鮮は中国にとって格好の道具となった。
北朝鮮が事件を起こせば、米国は国際社会の秩序を守るため、中国に北朝鮮を説得するよう要請
するだろうと中国は見込んでいる。その見返りとして、人民元切り上げを要求しないよう米政府に
注文をつけ、それによって国内の経済危機を乗り切ろうと計算している」と同氏は見ている。

 
一方、北朝鮮が最近遠心分離機を擁する大型ウラン濃縮施設を公開した件についても、中国の支援
なしに最新設備を持つ核施設の建設は不可能との見解で、各国の専門家は一致している。


→ http://www.epochtimes.jp/jp/2010/11/html/d11619.html


あぁ、そうなんですか。
北チョンの砲撃も裏でシナが操っているんですね。
内政への不満噴出に対するガス抜きに過ぎないんですか。
北チョンもやり過ぎたことを念頭に、民間人被害者が出たことについて
遺憾の意を表しましたね。
ここで米国に対して“北チョンカード”を示して、何とか通過切り上げ
問題だの、社会格差・インフレなどの国内問題を乗り切ろうとしている
ようです。
例えば通過を切上げたら、シナ最大の売り物(釣りエサ)である安価で
安定した労働力に打撃を受けるでしょう。
シナの社会格差・地域格差などの問題は、根が深くて広いために
そう一朝一夕では治まらないでしょうね。