日本もシナの外交を見習え!

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習近平氏、異例の厚遇も 親密さ演じきれない米中首脳



来年秋の中国共産党大会で次期最高指導者(党総書記、国家主席)になることが事実上確定
している習近平国家副主席(58)の招待で訪中したジョゼフ・バイデン米副大統領(68)
は21日、四川省での講演などを行い、6日にわたる中国滞在のうち、主要日程を終えた。
習氏は18日の北京での会談だけでなく、21日もバイデン氏に付き添う異例の厚遇ぶりで
米中の緊密ムードを演出。


しかし、両国間には米国債格下げや人民元、台湾への武器輸出など課題が山積しており、
実態は腹の探り合い、習氏の品定めといった側面が強く、並んで歩く2人の姿にはどこか
ぎこちなさが漂った。


バイデン氏、人権改善促す


バイデン氏は21日午前、四川省成都の四川大学で米中関係をテーマに講演し、両国関係強化の
重要性を訴える一方、「中国が人権の発展を通じてさらに自由になり、社会を進歩させるよう望む」
と述べ、人権問題の改善を求めた。
また、中国の発展は米国と世界にとって「前向きの動きだ」と述べ、中国脅威論を退けた。国債
格下げされ、巨額の財政赤字を抱える米国の経済の回復力に自信を示した上で「米国は将来にわたり、
デフォルト(債務不履行)に陥ることはない」と強調した。

 
21日午後にはバイデン氏は2008年5月の四川大地震で大きな被害が出た成都近郊の都江堰
(とこうえん)を訪れ、地震で倒壊、再建された高校で生徒らと交流した。
この間、習氏はぴったりとバイデン氏に同行。夜には2人による夕食会も開かれた。


17日に中国入りしたバイデン氏は18日に北京で習氏と会談。
習氏は中国が最大保有国である米国債の格下げ問題を念頭に、金融市場の混乱回避に向け適切な対応を
取るよう要求。バイデン氏は「世界経済の安定は少なからず米中協力にかかっている」と述べ、
経済回復に共同の責任があるとの認識を表明、一段の人民元改革も促した。

 
南シナ海などでの中国の威嚇的行動や米国の台湾への武器売却、中国の人権問題などについては
隔たりも残ったもようだが、米経済を支える「世界最大の債権者」である中国の次期リーダーとして
米中関係強化を訴える習氏の姿勢を米側も配慮。中国との相違を前面に出さず、ともに協調を演出した。


同時に香港でドル揺さぶり


だが、中国は、緊密ぶりを強調する一方で、米国を牽制する動きもみせていた。
バイデン氏の訪中と時期を合わせるように、習氏のライバルで次期首相に就任することがやはり確実視されている
李克強副首相(56)を、中国人民銀行中央銀行)の周小川総裁(63)、陳徳銘商務相(62)ら
とともに香港に派遣。


香港の経済人と会談した李氏は17日、香港での元建て中国国債の発行の促進など、香港での人民元取引の
規制緩和策を発表した。

 
香港では昨年から元建て預金が解禁され、すでに預金総額の10%以上が元建てとされる。
香港に3日間滞在した李氏らの目的は、香港での元建て商取引を拡大させることにあり、これは胡錦濤国家主席
(68)が「もはや時代遅れ」と称した米ドル基軸通貨体制への挑戦の一歩であることは間違いない。
1兆ドル(約77兆円)を超えるまでに膨張した米国債のリスクを中国が「外交カード」として活用してくるのは
明白で、人民元切り上げや人権問題で米国が強い態度に出てくれば、さらにドルに揺さぶりをかけてくるのは必至だ。



→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/110822/chn11082211380000-n1.htm



どこかの外務省のように冷え込んだ対中関係を対中世論を改善して
友好関係を樹立しようと、アホな事には熱心な外務省。ホント、バカですねぇ。
もうゴミ溜め、吐き溜め、ゲロゲロのような官庁です。
そこをいくと、外交に関しては実に老獪で、手持ちの駒を戦術的を使うのが上手なのがシナ。
日本外務省と民主党政権の馬鹿さぶりも十分に活用しているようです。
因みに、丹羽駐中日本大使も、既にシナの手駒化されています。
米中関係も米国連邦下院が共和党が多数を占める中、オバマ政権も
そうそう対中関係に妥協は出来ないでしょう。
お互い、情報戦争、腹の探り合いが続きます。