落ち葉が列車を止める

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『落ち葉が列車止める?』


宮古市と川井村の鉄道で14日朝、枕木が燃えたり、
列車の車輪が空転して運休や遅れが発生した。
いずれも落ち葉が原因とみられている。


例年、10―11月は山間部の路線を中心に落ち葉による
列車の遅れが発生しており、関係者は
「いろんな対策を打っているのだが」と頭を悩ませている。


三陸鉄道宮古署にによると、14日午前5時ごろ、宮古市田老の三陸鉄道田老駅構内の
枕木から火が出ているのを住民が発見し119番通報。枕木2本を焼いた。
13日夜の最終上り列車がブレーキをかけた際、火花がポイント部分にたまっていた
落ち葉や油に引火、延焼したとみられる。


同駅の信号が赤から青に切り替わらず、北リアス線宮古―小本間の上下12本が部分運休、
乗客約450人はバスなどで代行輸送した。


JR盛岡支社によると、14日午前6時40分ごろ、川井村のJR山田線川井―区界間で、
走行中の列車の車輪が空転。レール面に付着した落ち葉が朝露で湿り、滑ったとみられ、
砂をまくなどして対処した。同列車は47分遅れ、上下2本が運休、乗客約110人に影響が出た。


同社は車輪の前に砂をまく装置を備え、夏に落ち葉の原因となる木を伐採するなどの対策を取っているが
「前日の雨や風で落ち葉の量が増えるなど、自然条件が重なると大変」と対策に苦悩する。


→ http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20081015_9