『ヤンバルクイナ延べ981個体確認 「道路慣れ」も』
沖縄建設弘済会(古木守靖理事長)は23日、県庁で記者会見を開き、
4月から6月まで同会と国頭村安田区で実施したヤンバルクイナの
道路への出現調査結果を発表した。
調査は毎日行われ、延べ981個体(ヒナ55個体)を確認した。
県道70号での確認が805個体と最も多く、次いで県道2号の155個体、
国道58号で21個体確認された。
調査は、日の出から3時間程度、車両から調査区間で目撃件数を確認した。
個体は6月後半に多く確認され、6月16日に最も多い41個体、30日に37個体、
20日に35個体が確認された。
4月はヒナは確認されなかったが、5月に12個体、6月に43個体確認された。
また路上でのヤンバルクイナの生態を撮影した映像も公開された。
公開された映像は6月25日に県道70号で撮影され、ヤンバルクイナの
つがいが鳴き声を上げたり毛繕いをする姿、交尾や捕食なども行っており、
道路慣れしている様子が紹介された。
山階鳥類研究所の原戸鉄二郎研究員は
「ヤンバルクイナはオープンスペースが嫌いで、
道路慣れしているのは珍しい。撮影が難しく、貴重な映像」と話した。
→ http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-134506-storytopic-5.html
ウイキペディアによると、推定生息数 約700羽なんですけど
まぁ、それはイイとして。
例年、繁殖期である5月頃に交通事故による死亡例が多く見られる
そうですので、そのヘンは鳥も人も気をつけて欲しいものです。