『優駿』、いい雑誌ですね

競馬

bakenshikabuya2007-12-18

毎日のように感じてますが、それにしても寒いッ!
朝、車のフロントガラス一面には氷が張ってましたよ(即、解氷スプレーで除去)。
いやはや、寒いのは苦手ですねぇ。



例年通り、通常より1週間早く発行となりました『優駿1月号』。 本日、購入。
先般、3000勝を達成した武豊騎手のロングインタビューと有馬記念特集が
メインの構成でしょうか。
特に武豊騎手へのインタビューは、10頁にも及ぶ異例の大特集でしょうか。
インタビュー記事を読むと、武豊さんって、ホントにクレヴァーな人だと思いますね。
元々、性格も良いのでしょうけど、それ以上に “日本競馬界における自分の役割” を
自覚した上で、肝に銘じているって感じでしょうか。
この人は、テレビのバラエティ番組やCM、果てはディナーショーまで好評のうちに難なくこなす
立派なエンターテイナーなんですよね。
でも、そのエンターテイナーの部分って、全てではないにしろ、やはり競馬のPRのため
という面が大きいのでしょうね。 
自分(武豊)を通じて、一人でも多くの人が、競馬というものを知って欲しい、
そのための “競馬の広告塔” を演じているんですね。
それを、嫌味なく&さり気なく演じているのが、ニクイじゃないですか。
あと、例え有力馬への騎乗が無くとも、地方競馬への積極的な参加も、
競馬人口の裾野を広げるために、同じ位に褒められてよい事ではないでしょうか。



あ、ところで、カラジ(豪・せん12歳)は、中山大障害(J・G1)に出るんかな?
何たって、中山グランドジャンプ3連覇!(2005-2007)の偉業を達成した馬ですもんね。
前哨戦には出ませんでしたけど、もう一度見てみたい気がしますが ...。



しかし、このカラーグラフに記事、執筆陣やらDVD付きで、700円はやはり安いですねぇ。
確かに、JRAの広報誌なんですけど、それを考慮してもお買い得感があります。



あッ!何と! 中央競馬のホントのオーラスを飾る「ファイナルステークス」が
今年からハンデ戦なんですか!? もう、それは止めて欲しいなぁ。
配当的な妙味が薄れても、別定戦で実施してもらいたいねぇ。
だって、有馬記念同様にこのレースも当てたいじゃん。



今日読んだ『優駿1月号』では、ダイワメジャーダイワスカーレットの兄妹馬を
取り上げていましたが、今朝のスポニチでは、ウオッカの馬主である谷水雄三氏の特集を
2面ブチ抜きで掲載してましたね。
昼食を摂った居酒屋さんに置いてあったものを読みました。
谷水氏自ら、有馬記念の中山・芝・2500m は、ウオッカには不向きで、
ダイワスカーレットにとっては良い舞台って思っているみたいですね。
まぁ、確かに小周りでコーナーを6回周って、最後の直線が短いなど、確かにそうなんでしょうね。




昨日、『分身』(東野圭吾著)を読了。
印象としては、う〜ん、イマイチかなぁ〜って感じです。
傑作&大作『白夜行』→『幻夜』に続いての1冊なので、確かに前2作ほどの期待を抱くのは
酷なんでしょうか、その期待は少し無理があるかなぁ。
2人の主人公「鞠子と双葉」の関係は、題名からして既にネタバレなんですけど、
ストーリー自体が何となく予定調和的といいましょうか、ラストも予想通り www?
作品も『白夜行』『幻夜』のように、読み進むたびに「この次はどうなる、次はどうなんだ?」と
グイグイと読者を魅惑の物語の中に、引き摺り込むほどの力強さはないですねぇ。 
まぁ、東野作品としては初期のものですから、確かにとても丁寧なタッチで描いてますけど、
あー、どうなんでしょうか? それも仕方ないでしょうかねぇ。



昼休み、書店で次に読む本を物色しましたが、適当なのが見当たらず、明日もう一度、
探してみることになります。
この本を物色するのが、楽しみの一つなんですね。

23:15