阪神ジュベナイルフィリーズ 展望

競馬

bakenshikabuya2007-12-01

しかし、最近は加齢と共にか(?)、夜が弱くなりましたねぇ。
いや、仕事での残業ではありません。
帰宅して入浴後、一杯やりながら当 blog を書いていたりすると、
ふと、そのママの姿勢で寝てしまう事が多くなりました ...。
昨日もそうです。 実に中途半端な終わり具合ですね www
“寝る” というよりも、“気を失う” って感じでしょうかね。
ある意味、気を付けなきゃいけません。



で、昨日は今日のステイヤーズステークスの展望を推敲していたところ
思わず寝て(気絶して)しまったようです。
忘れもしません。 1997年のステイヤーズステークス ...。
皐月賞・ダービーで本命とし、菊花賞ではライバル・シルクジャスティスに◎を打ちましたが
それでも心情的には、やっぱり◎メジロブライトでしたね。
結果的には牡馬三冠を全てハズしましたけど、どうしても納得が行きませんでしたよ。
あ、馬券をハズして事ではなくて、メジロブライトの走りについてです。
もっと、もっと走ってもいいはず ...。 こんなハズではない ...。 そんな想いで一杯でしたねぇ。



現時点における、ワタシの競馬歴の中における一番好きだった馬は
牡馬:メジロブライト  牝馬メジロドーベル  です。
(両馬ともメジロライアン産駒というのは、偶然です。)
ですから、この頃は周囲が心配する程、競馬にハマってましたっけ。
で、話をメジロブライトに戻しますと、菊花賞が終わって忸怩たる思いでいたころ、
メジロブライトが何と、ステイヤーズステークス(G2)に出走することになりました。
正直、意外でしたが、3歳・別定55kg での出走、鞍上は松永幹夫から河内洋騎手への乗り替わり。
行きましたよ、行きましたとも、中山競馬場へ。



当時は、今のように母上の介護・看病もないため、
中山開催なら土曜はほぼ皆勤賞、日曜は皆勤賞、東京開催なら日曜は皆勤賞でした。
で、雨の降る中山競馬場のスタンドにて、その時を待ちました。
ステイヤーズステークスの時には上空も暗くなり、雨中の馬場は照明に照らされてました。
クラシックで悔しい思いをしたファンの後押しもあってか(?)
河内洋騎手を背にしたメジロブライトは、三冠でのモヤモヤ感を払拭するかの如く激走!
まぁ、相手がアドマイヤラピス(牝5歳)とはいえ、別定G2戦において 1.8秒差の大差勝ち!
まるで別馬のような大激走ぶりでしたねぇ!
4コーナーを周る時点で大声で声援を送りましたが、直線ゴール前200m 付近からは
声も止まってしまいましたね。 だって、後続を離す一方でしたから。
もう個人的にはヤンヤヤンヤのお祭り騒ぎ! 
帰路、早く翌春の天皇賞にならないかなぁ〜、なんて考えながら駅に向ったのを思い出します。



このステイヤーズステークスで、メジロブライト自身も何かが吹っ切れたのか
AJCC阪神大賞典 と、G2 を3連勝して、期待通り、春の天皇賞を制しました。
天皇賞(春)、淀の大舞台で、この馬が先頭を切ってゴールした瞬間の想いは
恐らく一生忘れないでしょうね。
メジロブライトは、華奢な体でしたが、顔は間違いなくイケメンでしたね。
メジロブライトメジロドーベルについては、いずれ特集的に書いてみたいものです。



[ステイヤーズステークス(G2)]
トウカイトリックは、ルメールの駄乗でした。
中団で折り合って直線抜け出し、結果が残せる馬ではありません。
でも勝ったのが マキハタサイボーグ(父:メジロブライト)でしたので、全てを許します。
天国にいる父馬も、さぞかし喜んでいるでしょう。 
重賞制覇、しかも親子制覇ですもんね。
いやぁ〜、でもねぇ、ハンデ戦なら兎も角、別定戦では手を出しにくかったです。



[阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)]
百花繚乱と書けば褒めすぎでしょうか、肝心の軸馬選びは難しいですねぇ。
宣言通り、エイムアットビップが逃げれば、阪神マイル戦だけにスローペースでしょうか。
そうなると、先行勢の中で直線で伸び切れる馬が有力でしょうかね。
前哨戦の内容が良かった◎オディール(クロフネ×キュンティア)を軸に取ります。
橋口厩舎+安藤勝騎手 の組合せも信頼に足るコンビですね。
相手は少し広く
アロマキャンドル  シャランジュ  エイムアットビップ  ラルケット
トールポピー  エイシンパンサー  までの馬連勝負。



[中日新聞杯(G3)]
当分の間、これで最後の父内国産馬限定重賞。
サンデーサイレンスの偉大な影響もあり、
同馬の後継種牡馬のレベルが高くなったせいでしょうかね。
ここは、人気でも◎サンライズマックス(父:ステイゴールド)の走りを注目ってトコでしょうか。



白夜行』(東野圭吾著・集英社文庫)を読了。
傑作です! 面白かったです! 期待を裏切りません!
約850頁の長編ミステリーですが、テンポ良くストーリーが進行することもあり
中弛みもなく、一気に読み切ってしまいますね。
『手紙』『秘密』に続き、東野作品3作目ですが、やはり期待通りの作品で大満足です。
次は『幻夜』(東野圭吾著・集英社文庫)を読む予定です(購入済)。
ただ、欲を言えば ...
主人公である「雪穂」と「亮司」の交り合い、関わり合い、触れ合いについて
もう少し具体的に触れて欲しかったかなぁ。
雪穂の亮司への想い、亮司の雪穂への想いなど、この二人の相互の想いについては
完全に読者の想像力にお任せだもんね。

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