[ステイヤーズステークス（Ｇ２）]
暮れの中山の名物レースの一つ、ステイヤーズステークス。
距離 3600m とはいっても、道中はドスローで２周目の３コーナー前
あたりから各馬が仕掛け始めるという、実質、上がりだけの競馬か。
種牡馬の需要が中距離、マイラーにスプリント血統がもてはやされる
現在においては、長距離馬の質は必ずしも高くはありません。
ここは伏兵セダブリランテスを狙います。ここ２走は確かに崩れまし
たが、そもそもデビュー３連勝でラジオ NIKKEI賞を勝った素質馬。
続く４走目はアルゼンチン共和国杯でスワーヴリチャードの３着。
続く５走目は中山金杯でウインブライトを負かして勝っています。
血統的にも、半兄・モンドインテロは２年前にこのレースを勝ってお
り、半兄といってもモンドインテロはディープインパクト産駒、セダ
ブリランテスはディープブリランテ産駒と、３／４同血です。
７歳といえども、モンドインテロが勝ったのも７歳、セダブリランテ
ス自身も長期の休養を挟んでの参戦なので、いまだ１０戦しかしてお
らず、馬体はフレッシュ。リーディング４位を突っ走る絶好調の手塚
厩舎が厩舎に置き続けた素質馬。エイト紙の調教も調教注目馬プレミ
アムと状態の良さは太鼓判。この馬を軸に馬券作戦を立てます。
[チャレンジカップ（Ｇ３）]
人情としては、ジェンティルドンナの娘である３歳ジェラルディーナ
に４連勝をキメて欲しい気もしますが、ここは男馬のソーヴァリアント
を取ります。オルフェーヴル×シンボリクリスエスの配合で、気難しさ
が出なければ良いのですが、そこは距離短縮で補って欲しいところ。
今年の３歳馬の質は、本当に高いですからね。
地力強化のマイネルウシルトス、札幌記念だけ走ればペルシアンナイト
そしてジェラルディーナが本線。
穴ならエプソムカップでは１番人気に推されたアルジャンナ、アテにし
難いところはあれど阪神ならスカーフェイスあたりか。
