[ステイヤーズステークス（Ｇ２）]
暮れの中山の名物の一つであるマラソンレースです。あぁ暮れ、師走
なんだなぁ～という気分にさせられます。
因みに今日の南関東・船橋競馬は年内最後の開催でした。
メランコリックな気分ですね。
芝ではバンバンレコードタイムが出ますが、このステイヤーズステー
クスのレコードは、エアダブリンの 3.41.6（1994年）です。
つまり２６年にわたって、レコード記録が生まれません。
それは、競馬界が長距離傾向の馬を嫌い、スプリント、マイルにミドル
ディスタンスで強い馬が需要の多くを占めて、生産界もそれに習ってい
るからです。つまり、ステイヤーのレベルが落ちているとの証左でもあ
りますね。エアダブリンは翌年のダイヤモンドステークスをレコードで
勝って、天皇賞（春）を１番人気で臨みましたが、道中の引っ掛かりが
響いてか、負けてしまいました。勝ったのは稀代の名ステイヤーである
ライスシャワーでした。
さて。今年のステイヤーズステークスですが、本命はポンテザール。
二千六百では４戦４勝で、２走前はレコード勝ちを収め、続く前走では
スーパーＧ２・札幌記念で３番人気で４着です。格負けはありません。
相性の良く手の内に入れているルメール騎手が騎乗するのも強み。
相手本線は、この相手ならのシルヴァンシャーとボスジラ。
穴っぽいところでは、菊花賞では見せ場を作り、万葉ステークスを豪快
に勝ったタガノディアマンテと６枠２頭でしょうか。
[チャレンジカップ（Ｇ３）]
圧倒的１番人気が予想されるレイパパレ。ディープインパクト産駒に
して、母系も優秀な良血馬。深窓のお嬢様か。４戦４勝。
しかしハンデ戦なら兎も角、別定戦です。小さな体で斤量53キロで既
既にステークスウイナーである古馬ブラヴァスとは僅か３キロ差ですね。
あとはコーナー４つに戸惑わないかでしょう。
本命はジェネラーレウーノ。前走はあくまで叩き台で、今回の調教を
見ても態勢万全で、ここ目標は明らかでしょう。
３歳クラシックロードの王道を歩み、善戦してきた馬。同系不在もあり
鮮やかな逃げ切りに期待します。
相手はレイパパ、ブラヴァスにヒンドゥタイムズが本線。後は･･･。
何で条件馬が３頭、うち２頭が１勝クラス。まぁレイパパレが人気に
なり、５着賞金が410万円もあれば、あわよくばの精神での出走か。
[本日の万馬券]
昼休みに、笠松と園田のレースを４鞍づつ、都合８レースを買いま
したが、当たったのはこれ１枚。ドカーンと当たって気分爽快とい
うか、最初は信じられなかったですね。船橋なら兎も角、園田でね
２５万馬券なんて、そうは出ないと経験上でも思います。
"小頭数こそ荒れる" のいい例ですね。
