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競馬

[安田記念(G1)]



豪華なメンバーが揃った安田記念ですね。G1馬が7頭もいます。
馬場は金曜・土曜で250mm降ったことで、明日は晴れますがパンパンの良馬場には
ならないでしょうね。


府中の千六展開要らず、府中の千六は二千米をこなすだけのスピード、スタミナに持久力
が必要だと書いてきました。
ただ、競走馬の距離体系の確立に伴って、生粋のマイラーでも勝っているのが安田記念
しかし、こう書いてきたからには、本命は◎ジャックドールしかないでしょう。
私の「府中の千六」観が正しいのか、違っていたのかの試金石かもしれません。


昨年の安田記念
12.2 - 11.0 - 11.5 - 12.0 - 12.0 - 11.2 - 11.0 - 11.4
上り 4F 45.6 - 3F 33.6
一昨年の安田記念
12.3 - 11.0 - 11.6 - 11.5 - 11.4 - 11.2 - 11.0 - 11.7
上り 4F 45.3 - 3F 33.9
と、道中に緩むラップは、ほとんどありません。
しかし、大阪杯のジャックドールは
12.4 - 10.9 - 12.2 - 12.0 - 11.4 - 11.7 - 11.5 - 11.4 - 11.4 - 12.5
上り 4F 46.8 - 3F 35.3  1:57.4
前半の3Fで、マイルG1の流れに乗れるか否かが分かれ目ですね。
どちらかと言うと、前半に溜めて、後半に早いラップを刻み、後続に脚を使わせる戦法です。
調教では、スピードを生かした稽古に心掛けて、マイラーとしての態勢を整えたようですが
さて、どうでしょう。
藤岡健一調教師は、大阪杯を勝った後に安田記念がよぎって、鞍上の武豊騎手から「安田記念
はどうですか?」と進言があって出走を決めました。
以前のように年間200勝をするまでではありませんが、腐っても(失礼!)武豊です。
武豊騎手も勝算あってのものでしょう。


過去5年、1着1頭、2着4頭を送り出しているのがヴィクトリアマイル組。
実力馬ソダシ、前走は不利が痛かったナミュールに前年覇者のソングラインと、どれも有力
でしょう。
ソンングラインについては、気になる点が一つ。グレード制導入以降、安田記念を連覇した馬
は、ヤマニンゼファーウオッカの2頭のみ。あの超名牝アーモンドアイにグランアレグリア
も達成出来ませんでした。
その他では、セリフォス、ソウルラッシュ、シュネルマイスター。
マイル路線に目覚めたガイアフォース、府中千六限定のイルーシヴパンサー。
穴一発なら、東京新聞杯の競馬が出来た時のウインカーネリアン。


2年前の再現といきたいところです(笑)。
bakenshikabuya.hatenablog.com