日曜競馬 展望

競馬


鳴尾記念でのトウケイヘイローの逃げ切りは鮮やかでしたね。
先週、ダービー最多勝をあげた武豊騎手、冴えてます。
さて、今日から来年のダービーに向けて若駒のデビュー戦が始まりました。
阪神では5頭と、少し寂しい頭数ですが、阪神外回り千六という条件だった
からでしょうか。藤沢和雄調教師が指摘しているように、新馬戦でのマイル戦は
馬に負担がかかり、出来るだけ避けていると、著書に書いてましたね。
マイル戦はスピード、スタミナ、持久力と、総合的な能力が必要になります。
まぁこの時期の新馬戦なんて幼稚園の駆けっこみたいなものですから、そこまでは
要求されないと思いますけどね。
しかし、その総合力が極めつけに要求されるのが、古馬G1・安田記念です。




[安田記念(G1)]



競馬新聞によると。過去10年での1番人気馬の成績は(1・0・1・8)と
芳しくありません。因みに勝ったのは、このレースを連覇したウオッカです。
ウオッカの前年は2番人気での勝利でした。
そして難解なのが、マイルのスピード競馬なら4歳・5歳勢が優位と考えがち
ですが、それがそうでもないのが難しくしているところです。
過去10年、馬券になった30頭のうち15頭が6〜7歳のベテラン勢力。
更にレースを難しくしているのが、たいした持ち時計がなくても、みなさん
1分32秒台で乗り切ってしまう不思議。
さて、今年はどうでしょうか。
現時点での1番人気は、ロードカナロア(4.5倍)ですね。
府中の千六は、純粋なマイラーではなく、どちらかというと千八・二千での
成績が優れている馬が活躍するといわれてます。
ショウナンマイティダークシャドウのようなタイプですね。
が、近年では必ずしもそうでもなさそうな結果です。 
しかし、スプリンターであるロードカナロワはどうなんでしょう。
中山(スプリンターズS)・中京(高松宮記念)を連続してレコード勝ちの馬
ですよね。 陣営としても“距離は持つ”らしいですが、府中自体が初めて
なんですよね。 ここは1番人気を背負って沈んでくれたらと。
あ、千六と千二のG1を勝った馬にタイキシャトルがいますが、この馬は別格。
そこで恐らく、当日は1番人気になりそうな◎グランプリボス
マイルG1(2・2・0・1)で、昨年は勝ち馬と同タイムの1:31.3で
乗り切っています。マイル以上の成績に見るものはありませんが、そして
サクラバクシンオー産駒ということも気にする必要はありません。
願うは、当日1番人気にならないことですかね(笑)。
馬券は馬連で手広く(絞り切れません)。
7−(1・2・6・10・11・12・15・17・18)