日曜競馬 展望

競馬

[アメリカジョッキークラブカップ(G2)]


まあ、別定G2というよりは、リステッド競争の格付けの方がスッキリする
ようなメンバー構成でしょうか。
バビット(横山典)がハナを切り、シャムロックヒルは控えての2番手。
中山芝二千二百らしく、淡々とした流れでしょう。
ここまでメンバーの質が下がれば、◎ガイアフォースの一本被り人気も仕方
ないところでしょう。1番人気に推されながらも、唯一崩れた菊花賞ですが、
不完全燃焼でした。今回は調教も動き、必勝態勢。ここで本賞金3100万円を
手にすれば、古馬の王道G1路線への出走も叶うかもしれません。
因みに崩れた菊花賞で勝ったアスクビクターモアを、セントライト記念では
退けていますね。
相手はノースブリッジ、エヒトが本線か。4連勝中のエピファニーは人気に
なるでしょうが、条件クラスから一転、別定G2の壁と格が立ちはだかりま
すので、そこがどうか。
穴なら距離と中山適性で、レインカルナティオとブラックマジック。ドバイ
シーマクラシックや天皇賞(秋)だけ走れば軽視は禁物。もう1頭は、中山
金杯は9着なれど、13/4差で斤量が軽くなるラーゴム。



[東海ステークス(G2)]


昔は、12月の中京 2300m「東海ウインターステークス(G2)」という
レース名で施行されていました。当時も今も、JRA唯一のダートG2戦です。
そうそう、当時にハギノハイグレイドという馬が、連覇したのを思い出します。
その同じ冠名である◎「ハギノ」アレグリアスは、20か月もの休養を強いられ
たので、明け6歳ですが、まだ10戦。体は使ってない分、フレッシュでしょう。
馬主さんもよく我慢をしました。普通なら競馬経済では割に合わないですから。
ダートで崩れたのは、3歳時の一戦だけ。そして今回は2戦2勝の中京。距離
適性を含めて、鞍上強化を加味すれば、やはり本命でしょう。
相手は、ハヤブサナンデクン、ウェルカムニュース、ハナを切るプロミストウォリア、
クリノドラゴンと手広く。
穴なら、鉄砲駆けはお手のモノのゲンパチルシファー、インをピッタリと走れる
ロードレガリス、ダートよりレベルが高い芝の重賞戦線で戦ってきたアイアン
バローズ。