中央競馬 展望

競馬

[セントライト記念(G2)]


ウェザーニュースによると、今夜から明日は時間1mm程度のシトシト雨予報。
ただし、日曜日に一時的に強く降った影響もあり、明日は重馬場か重に近い
不良馬場でしょうか。開幕2週目ということもあり、芝はシッカリと根付いて
いますので、そして全馬同じ条件ですから、それが言い訳にはなりません。


どう考えてもアスクビクターモアが中心になり、この馬を軸に各馬とも展開
していくでしょう。皐月賞日本ダービーと王道を歩んで結果を残してきた
貫禄は、他馬とは違います。何より、道悪になることで先行する同馬にとって
脚質も向き、得意の中山コースですので、余程、重馬場が滑って走るのを
嫌がらない限り、アスクビクターモアの中心は動かないでしょう。
そして、このレースの走りと結果によって、菊花賞天皇賞(秋)に回るかが
決まるようですね。ここが本番ではないとはいえ、仮に天皇賞へ向かうには
本賞金が心もとないので、勝負に拘ります。


オニャンコポンは兎も角、ローシャムパークは久々で掛からないかが少し心配。
ラーグルフは前走で古馬2勝クラスを勝ちましたが、2着のセントカメリアが
ローズステークスで凡走しただけに、少し評価を下げて、ガイアフォースは
普通、早い時計の決着になると余り差は開かない場合が多いのですが、前走が
圧巻のレコード決着の7馬身差。確かに相手は強くなかったこともありますが。
何だかんだ言っても、これらの4頭が相手本線なのでしょう。
穴なら、プリンシパルステークスを勝ちダービーからの参戦組としての
セイウンハーデス、前残りでのショウナンマグマ、葉牡丹賞だけ走ればの
ボーンディスウェイ。



[JRAアニバーサリーステークス(3勝クラス)]


勝負強い騎手の1人ある池添騎手ですが、明日は50キロのビジンに騎乗する
ためにダイエットをしましたね。池添騎手の公称体重は50キロ。それに鞍だの
馬装が加わりますので、2キロくらいは体重を減らしたのでしょう。
ビジンは時計の早い函館で力をつけてきているので、要注意。
本命には、サウスポーのフラーレン。中京(2210)左回り(2320)と
左回りでは一度も崩れていません。先行出来て、晴雨両刀使いの強みもあります。
相手には、人気でもウェルカムサポート、ビジン、休み明けがどうかも8枠の
2頭が当面の相手になります。この2頭はコーナー4回の中京コースがベストな
舞台ですね。
穴っぽいところでは、クラス慣れが見込めるセイクリッドゲイズ、叩き3戦目で
中京好相性のクリノホノオ、ドバイワールドカップを勝ったヴィクトワールピサ
直仔の初ダートになるナリノモンターニュなど。