潰れろ、潰れる?笠松競馬

競馬

笠松競馬関係者、申告漏れ 
騎手ら約20人、計3億円超


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笠松競馬(岐阜県笠松町)に所属する騎手や調教師、その知人ら約20人
が名古屋国税局の税務調査を受け、2019年までに計3億円超の申告漏れ
を指摘されていたことが18日、関係者への取材で分かった。

 
うち約2億円は、騎手や調教師が他人名義で購入し、的中させた馬券の
配当金から外れ馬券などの経費を差し引いた利益で、自身の所得として
申告しておらず、所得隠しと認定されたもようだ。いずれも既に修正申
告したとみられる。

 
笠松競馬を巡っては、岐阜県警が20年6月、馬券を買った疑いがあると
して、競馬法違反の疑いで騎手と調教師計4人の自宅などを家宅捜索し
ていた。


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競馬をご存じない方に、最初にご説明しますが、地方競馬関係者は
地方競馬の、中央競馬関係者は中央競馬の馬券を、競馬法により買
えません。他方、地方競馬関係者が中央の、中央競馬関係者が地方
の馬券を買うことは許されています。
ここで言う「関係者」とは、騎手、調教師、調教助手、厩務員に事
務方職員ですね。
笠松競馬の大馬鹿野郎関係者は何と、笠松競馬の馬券を買っていた
ということです。これでは八百長も不正も何でもありですよ。
とてもじゃありませんが、公正な競馬が施行出来る環境とはほど遠
い世界ですね。笠松競馬の馬券を買っている一般の競馬ファンは、
騎手と調教師がグルになって不正が行われた馬券を買わされていた
ことになります。競馬界としては許すまじき悪行です。
何たって先の警察による捜査では、笠松リーディングジョッキー
佐藤友則騎手が馬券を買った罪で、強制的に「引退」させられました。
今後、単なる申告漏れだけではなく、八百長に不正が行われたことが
明るみに出るでしょう。そうなったら、笠松競馬はもうおしまい。
笠松所属の騎手など、他の地方競馬組合が雇うことはないですね。
調教師、厩務員、調教助手はみな失業。馬主はどうなることやら...。
騎手や調教師が馬券を買った背景には、安すぎる賞金体系があります。
本当に安いんですよね。1着賞金10万円とか。80%を馬主が
15%を調教師が、騎手が5%という賞金配分を考えれば、各々の
取り分はいかほどか。騎手がレースに勝って5千円。これでは食べて
いくのも大変ですね。そもそも競馬を出来る環境にないのが、笠松競馬
の縮図といったところでしょう。



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