真のステイツマンの誕生は?

競馬

二階氏、菅首相に質問
「総理の地方に対する哲学語って」


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菅義偉首相に対し、昨秋の自民党総裁選時に「あんたしかいない」と立候補
を促した二階俊博・同党幹事長が、20日午後の衆院代表質問に立った。秋田
出身の菅首相について「地方の実情や地方に住む人々の心を十分に理解して
いる政治家の代表だ」と述べ、「総理の地方の皆さんに対する哲学、思いを
語っていただきたい」と質問した。

 
菅首相は「私は政治家を志して以来、現場の声、皆さんの声に幅広く耳を傾
け、国民目線で政策を進めてきた」と答弁。「活力ある地方を作る」とも述
べ、総務相官房長官時代に推進した「ふるさと納税」を実績に挙げた。

 
首相は続けて「新型コロナの影響が長期にわたる中、国民の暮らしと雇用を
守っていくことは政治の責務だ」とも答弁した。総裁選や昨秋の臨時国会
所信表明演説などで繰り返した「自助・共助・公助」については、18日の
施政方針演説に続いて触れなかった。

 
一方、二階氏は質問のなかで、「観光の語源は(中国の四書五経の)『易経
にある『国の光を観(み)る』から引いたものと言われる」「私はこの光が
『子供の笑顔』であるべきだと思う」と主張。二階氏は「観光立国」を長年
唱え、全国旅行業協会の会長も務める。

 
二階氏は東京五輪パラリンピックについて、「オリ・パラの成功が、世界
中のアスリートの支援につながり、それをみて挑もうとする世界中の子供た
ちの笑顔と希望になると確信している」と述べ、「開催できるように努力す
るのは当然のことだ」と述べた。


news.yahoo.co.jp


まぁ日本に限らず、どの国でも現在の政治(中央・地方)は、何かをして欲
しい、例えば減税、社会保障、産業振興、農業施策、公共事業など、何かを
やってほしいから、それが出来る政治家候補者を選ぶものですね。
しかし、今から60年前の1月。第35代合衆国大統領に登りつめた1人の
ステイツマンは違いました。選挙期間中からして違いました。
彼は大統領就任演説で国民に向けて言い放ちました。
『国民諸君よ。国家が諸君のために何ができるかを問わ ないで欲しい、諸君
が国家のために何ができるのかを問うて 欲しい。』
(J・F・ケネディ大統領の就任演説)
もう何度も幾度もこの話をさせていただいていますが、何回見ても格調高く
事(政治)の本質をついた一節ですね。これぞ政治屋、政治業者ではない真
の政治家の政治哲学というものですね。
さて、彼のような政治家(ステイツマン)が日本から出ることがあるのでしょ
うか。国民の民度を超える政治家は出ないといいますけど ...。