中国から謎の「種子」が送られてくる事件が続発
謎の「種子」が中国からアメリカに向けて送られてくるという
事件が続発しています。各州の農務省はこれらの種子を決して
庭に植えないよう、国民に呼びかけています。
アメリカの27州で「注文していない『種子』が中国から郵送さ
れてくる」という不可解な事件が多数報告されています。バー
ジニア州農業消費者サービス省は「同様の事件についての通報
が1000件以上あった」と述べ、ルイジアナ州農林省は「送られ
てきた種子を100件以上確認した」とコメントしていることから、
同様の事件が全米で続発しているとみられています。
種子は小包に入れられて各家庭に郵送されているとのことで、
ワシントン州に送られてきた種子の一例が以下。
バージニア州に送られてきた種子の一例はこんな感じ。送られ
てきた種子の種類はさまざまあるそうで、ルイジアナ州農林省
は「送られてきた種子の一部はスイレンの種子だった」と報告
しています。
パッケージにも一貫性は存在せず、「China Post(中国郵政)」の
文字と中国語が書かれた白い小包で郵送されることもあれば、
黄色い小包で郵送されることもあるとのこと。オハイオ州農務
省が報告した、黄色いパッケージの例が以下。
また、内容物が「宝石」「イヤホン」「おもちゃ」だとパッケ
ージに表記されていたケースも確認されています。
一連の事件は、レビューの評価を上げるために商品を無料で手
当たり次第送りつける「Brusing(ブラッシング)」と呼ばれる詐
欺に関連しているとみられています。各州の農務省は送付され
た種子にどのような危険があるか未知数であることから、決し
て種子を植えないように警告しており、一部の州の農務省は、
「パッケージと種子をジップロックに入れて、すぐに手を洗っ
て下さい」とパッケージ自体の取り扱いについても注意を呼び
かけています。
アメリカにおいて種子の輸入は、アメリカ合衆国農務省の動植
物検疫局植物防疫課が実施する「植物防疫検疫プログラム」に
よって規制されており、郵送されてきた種子は植物防疫検疫プ
ログラムで定められたルールに従っていません。種子に潜んで
いる病原体や昆虫だけでなく、正体不明の種子が侵略的外来種
だった場合には、生物多様性や生態系に悪影響を及ぼす可能性
が考えられます。
このニュースを報じたニューヨーク・タイムズは、「ワシント
ンの中国大使館はコメントの要求に応じませんでした」と記し
ています。
気味の悪い国だこと。新手、荒手のバイオテロか!?
これがもし中国共産党独裁政府の指示だったとすれば、逆効果
だったんじゃないの。
米国政府どころか、国際政治に疎い一般市民にまで、自分たち
の事として「中国=気味悪い、悪い国」という感情を抱かせる
ことになります。一般の市民にとっては、米中関係悪化など関
心などありません。そういう人達にまで敵に回す結果になります。
しかし、種子を送りつけた中国人の意図はなんでしょうかね。