ノーベル賞病

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【コラム】ノーベル賞唱歌=韓国



秋夕(チュソク、中秋)を祝った。「秋」にはやわらかな金色の波がゆらめき、「夕」
には燃えるような赤い夕焼けが映る。山河は、小さく大切な実を結ぼうとする草木の
サインとシグナルであふれるだろう。ノーベル賞授与が10月に始めるのもそのような
理由からだ。文明の進歩に道を開き、さまよう人類社会に方向性を示した人々の功績を
称える知性の宴だ。2000年10月、故金大中(キム・デジュン)大統領の受賞の
便りを地方のある国道で聞いた。車を停めた。こんなこともあるものだ、湧き上がる
感情に気づいた国道沿いコスモスもからだを震わせた。



その後18年間、一度もこのときのような慶事は起きなかった。とにかく、世界10位
経済大国と「ノーベル賞1人輩出」はあまり釣り合わない。小国であるルクセンブルク
(3人)、ルーマニア(3人)、クロアチア(2人)、リトアニア(1人)も受賞者を
輩出した。スウェーデンと地理的・文化的親和性があるにはあるが、昨年米国ポップ
歌手ボブ・ディラン(Bob Dylan)を文学賞受賞者として発表した時は論争を
呼んだりもした。彼の低音声に混ざった抵抗メッセージが核戦争に対する重々しい警告音
であることは世の中が十分知っているが、ノーベル文学賞までは想像することができな
かっただろう。水原市(スウォンシ)が用意した「高銀(コ・ウン)創作室」の前で
待機中だった取材陣は虚しい気持ちで散った。



今年、高銀創作室はうら寂しいことこの上ない。スウェーデン・アカデミー文学賞審査
委員のうち1人が#MeToo(ハッシュタグミートゥー)の告発によって謹慎中だ。
文学賞に最も近かった高銀詩人も同じ境遇だ。真偽がどうであろうと、韓国近現代史
恨(ハン)と苦悩を詩に格上げした『萬人譜』のような力作が地に埋もれてしまうので
はないかと心配だ。今年の文学賞はそのような事情で休業したというので、他の種目で
も覗くほかない。



科学と経済学は強大国ががっちりと独占しているので、あえて考えるに及ばない。
韓国研究財団が残念な気持ちを込めつつノーベル賞に近い科学者6人を発表した。
論文本数や被引用数、影響力指数を総合して有力候補を用心深く論じたが「受賞確信」
はつけなかった。的中率が高いことで知られる情報分析企業「クラリベイト・アナリ
ティクス」が発表した予想名簿にも韓国人科学者は含まれていななかった。多分、今年
も米・英・独・仏の4大強国の独占か、
たまに日本
やロシアがこの中に入るかもしれない。


以下(略)


https://japanese.joins.com/article/693/245693.html


「たまに日本」かよwwwww
たかがGNPの規模で他国を見下すような国が、何がノーベル賞か。
それにな、「10位」は大国とは言わない。