日曜競馬 展望

競馬

[朝日杯フューチュリティステークス(G1)]



2歳の12月、あと数日で3歳になる馬たちには、まだ適性距離という
ものが定かではありません。 血統的背景を含めて、使いつつ、試しつつ
暗中模索で探っていくものでしょう。
この時期に、スプリンター、マイラー、中距離にテイヤーのどれに当て
はまるかは分かりませんよね。
朝日杯を勝てばマイラーか。そんなことありませんよね。朝日杯の勝ち馬
から多数のダービー馬が出てますからね。



朝日杯と暮れのホープフルSとの使い方を悩んだ厩舎もあるはずですね。
問題となるのが馬の距離適性...。 阪神のマイルか中山二千か。
ホープフルSは、G1の格付けに相応しいメンバーが集まるのでしょうか。
朝日杯を12月第1日曜日にやって、ホープフルSでも走れるように
しないと、なかなか集まらないのではないでしょうか。



新進気鋭の中内田調教師 VS 名伯楽の藤沢和調教師 の構図でしょうか。
ダノンプレミアム対タワーオブロンドンですね。
人気はプレミアムですが、前にいるプレミアムを射程圏に入れて走れる
優位性はロンドンの側にあります。ましてマークする方の騎手が、
ルメール騎手であれば、怖いこわい。
今日・土曜日で6勝(メインの出遅れがなければ7勝?)の固め打ち。
ロンドンの手綱は4戦とも握っており、クセや特徴などは把握済み。
あとは前を行くプレミアムまで届くかどうか...。



緩みない流れで持続力勝負ならダノンプレミアム
末脚勝負ともなればタワーオブロンドン  
というほど簡単にはいかないでしょうけどね。
ロンドンには掛かるクセがありますから。
因みに、過去10年の平均3連単は87,328円、これが阪神施行の3年
に限ると131,110円と、傾向的には堅い決着はどうなのでしょう。



魅力的な伏兵陣は多数いますが、結局はこの2頭で雌雄を決することに
なると思います。 競馬センスに強さが抜けている感がします。
馬券は3連系ならば、ダノンプレミアムを1頭軸、タワーオブロンドンか
ステルヴィオとの2頭軸マルチもありだと思いますね。
阪神で施行されるようになった過去3年、何故か二桁人気馬が突っ込んできます。
今年も手広くか、決め打ちをするしかありませんね。
ただ、1・3・10・12人気馬での組み合わせで決まったら、それはそれ
としてガミっても文句は言わないことですね。