これで戦略核の保有も

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20日に打ち上げ「イプシロン
2号機とはどんなロケット?



20日夜に打ち上げられる固体燃料ロケット「イプシロン」2号機。
イプシロンは、宇宙航空研究開発機構JAXA)が「宇宙への敷居を低くする」
ことを目指して開発したロケットです。
1号機は3年前に、今回と同じ鹿児島県肝付町内之浦宇宙空間観測所から打ち
上げられました。イプシロンとはどんなロケットなのでしょうか。



1号機より打ち上げ能力を30%向上

 

イプシロンロケットの最大の特徴は、H2AH2Bのような液体燃料ではなく、固体
燃料を推進剤にしている点です。これにより、「機動性」と「低コスト」を実現
しました。

 

イプシロンでは運用・設備・機体をコンパクト化しました。固体燃料ロケットは
「花火のようなもの」だといいます。あらかじめロケットに燃料が入っていて、
打ち上げ準備状況で待機が可能なので、即応性が高くなります。
また、構造がシンプルで部品が少なく、小型化にも適していて開発費を安く、開発
期間を短くできます。実際、イプシロン2号機の打ち上げ経費は総額で約50億円。
H2Aなどと比べると半分程度の費用で済むといいます。

 

これまで宇宙利用ができなかった産業や人たちにも宇宙を身近なものにするのが
イプシロンの狙いです。

 

いいいことずくめのようにも見えますが、液体燃料ロケットの利点もあります。
打ち上げ直前に燃料を詰めるため、準備に時間と手間がかかる一方、ロケット
の制御がしやすく、目的地に精度よく投入できる点や、固体燃料ロケットより
重い荷物(ペイロード)を運ぶことができる点です。ちなみにロケットの大きさ
H2Aの標準型が全長53メートルなのに対し、イプシロン2号機は全長26メートル
と大きさも半分程度です。

 

1号機にあたる試験機は、2013年9月14日に内之浦宇宙空間観測所から打ち上げ
られました。今回は強化型として開発・改良が進められ、2号機は、推進薬量を
約10.7トンから約15トンに増量させるなど2段モータを大型化。打ち上げ能力を
30%向上させた。またより大きなサイズの衛星の搭載が可能になりました。

 

今回の打ち上げに搭載されるのは、地球周辺の宇宙空間の放射線帯を観測する
ジオスペース探査衛星「ERG=エルグ」。観測結果は、宇宙嵐がどのように発達
するのかなどの解明に生かされます。


https://thepage.jp/detail/20161220-00000009-wordleaf


https://www.youtube.com/watch?v=EJ8wpXdvXVo:movie,w600


いや天晴れ、日本のロケット技術は凄いですね。
全然安定してるもの。風邪薬のような名前はアレですが。
事実上の国産弾道ミサイルの打ち上げ実験成功。
これで核弾頭の小型化に成功すれば、日本ははれて
戦略核保有国(ICBM)になることが出来ます。
難しいことではないでしょう。
しかも精度の高い核ミサイルですね。