月曜競馬 回顧

競馬



東京5R・新馬戦にて、6番人気の伏兵カボスチャンに騎乗した
後藤浩輝騎手は、落馬事故で大怪我を負い、復帰後の初勝利を
飾りました。レース後に仲間の騎手から馬上で握手を交わして
嬉しさをかみしめていたようです。その中には落馬の原因を作った
岩田騎手とも馬上で握手を交わしました。
岩田騎手も少しはホッとしたでしょう。
オークスの勝利ジョッキーインタビューでは、笑顔を見せずに
後藤騎手を落馬させた責任を痛感している旨を話し、とても勝利
ジョッキーインタビューとは思えませんでしたからね。
後藤騎手も約7か月のブランクから立ち直り、これからの活躍が
期待されるところです。




[東京スポーツ杯2歳ステークス(G3)]



1戦1勝のサトノクラウンが勝ちました。
1000m 通過が60.3、上がりが34.9ですから、まあ平均ペース
遅からず、早からず。
種牡馬マルジュ(マージュ)は、日本でもお馴染みのラストタイクーン
産駒ですね。父の母系はラウンドテーブル←プリンスキロにまで
遡る血統です。
道中は後方待機策で、直線で上がり最速33.8を繰り出して
アヴニールマルシェの追撃を振り切りました。ムーア騎手の好騎乗だったの
でしょう。
アヴニールマルシェは一応は責任を果たしましたが、納得いかないのが
◎クラージュシチー。後方待機策は出遅れによる苦肉の策でした。
しかし4コーナーを回ってからの末脚に賭けたのですが、これが初めての
一線級との対戦の悲しさなのか、実力を出せず仕舞いに終わりました。
岩田騎手のグリュイエールは、京都内回りでは強いですが、タフで坂があり
直線の長い東京コースは不向きだったのでしょう。
サトノクラウンはこの重賞制覇で、皐月賞までは馬の調子に合わせた
ローテーションが組むことが可能です。
アヴニールマルシェは、“相手なりの走り”の可能性が出てきました。