日曜競馬 回顧

競馬


[エリザベス女王杯(G1)]



伏兵サンシャインが強い意思でハナに立つと、ヴィルシーナは譲って
2番手追走。馬群がバラけましたので、早いかと思いきや、最初の
千メートルは60.3。ハッキリ言ってスローですね。
故に、ゴールに近づくにつれ、レースが流れるにつれ、先行馬群は
固まって4コーナーを回りました。
ヌーヴォレコルトはスローペースの3番手追走でしたので、4コーナー
を回って直線半場まで、勝つのはこの馬かと思いました。
しかし、ヌーヴォレコルトをイン待機策でひたすらマークして進んでいた
馬がいました。ラキシスですね。4コーナーを回っても、まだ差はありました。
しかし、直線で追い出すと目の覚めるような末脚33.4を繰り出して
クビ差、ヌーヴォレコルトを交わしました。
この馬に33秒台前半の脚が使えるとは…。
因みに、このレースのラップですが
60.3−12.8−59.2  2:12.3(34.1)
これでは4コーナーからの、ヨーイ・ドンですな。
競馬は時計ではない!かもしれませんが、高速の淀にしては余りに平凡。
川田騎手は昨年の惜敗のうっぷんを晴らす好騎乗でしたね。
岩田騎手は仕方ありません。人馬伴に追われる、マークされる身でしたので
この騎乗ぶりは王道で100点満点だと思いますね。
要はマークする側とされる側の差が出ただけですよね。
しかし、この秋のG1、重賞未勝利馬が勝つ、というジンクスが続きますね。