日曜競馬 回顧

競馬

[第83回 オークス優駿牝馬)(G1)]



春の荒れるG1レース、またしても1番人気馬が敗退、しかも惨敗・・・。
いやぁ、サークルオブライフはパドックでも輪乗りでも入れ込みが見られま
したね。それでいて、大出遅れで最後方追走では走れるワケはありません。
結果的に、走る前に終わっていましたね。
デムーロ騎手も、前に進んでいかなかったと・・・。
呪われているとしか思えない、春のG1戦線。


ラップは、60.6-24.8-58.5  1:13.1-1:10.8
という緩いラップでしたね。予想通りの後傾ラップでした。
一見、ニシノラブウインクの逃げは早そうに見えましたが、全然そんなこと
はなく、各ジョッキーとも大事に乗ったせいで縦長の馬群。
馬群が縦長になったことで、難なく中団につけられたスターズオンアース。
18番枠は全く不利にならずに、いいポジションを取れました。
ルメール騎手らしい好騎乗ぶりでしたよね。大一番には本当に強いです。
叔母にオークスソウルスターリング、祖母に仏オークス馬のスタセリタ
という血統もあったのでしょう。


この後傾ラップでは、4コーナー17番手のサークルオブライフは全くの用
無しです。少なくても中団につけられなければ、馬券圏内には入りません。
折角の6枠という絶好の枠順を生かせませんでした。
ペースを読んで前々につけたスタニングローズが2着、スターズオンアース
を格好の目標にしたナミュールが3着でした。
小さい馬体で、ピンハイも中団から伸びてきて、4着は立派でしょう。
2番人気で先行出来たアートハウスは、戦前で川田騎手のコメント通り、乗
り難しいとろが出たのでしょうか。


春の荒れるG1戦線、堅いことで知られる日本ダービーでも、この傾向は続
くのでしょうか。