日曜競馬 回顧

競馬



[フェブラリーステークス(G1)]



前後半が 46.2 - 48.9 1000m 通過が 59.0 と思いの外、前傾ラップになりました。
(12.1 - 10.5 - 11.4 - 12.2 - 12.8 - 11.8 - 12.0 - 12.3)
インカンテーションとニシケンモノノフの作ったラップは、G1らしくやや暴走気味
でしたね。


そこを中団で慌てず騒がず、ジッと我慢して脚を溜めていたのがMデムーロ騎手騎乗の
ゴールドドリーム(牡4歳)。 直線では、明け4歳馬とは思えないほどの力強い
抜け出しでした。 デムーロ騎手十八番の、ここ大一番での強さが光りましたね。
ホントに大レースには強い騎手です。
しかし、明け4歳馬の強さは、ちょっと記憶にないくらいの4歳世代のレベルです。
京都金杯以降、重賞レースでの強さに、今度はベテラン世代が強いといわれるダート
G1を制しました。
北の台地で永遠の眠りについた、父ゴールドアリュールも喜んでいるでしょう


2着ベストウォーリアも、接戦の2着は価値があります。
痛恨なのが、3連単で前日予想通り、カフジテイク−ベストウォーリアのマルチで
攻めればヨカッタのに、モーニンに日和ってしまいました…。
ベストウォーリアのG1って相手に恵まれた南部杯だよな、そこへいくと調教一番で
昨年の覇者モーニンの方が…。 自分が情けないですね。


で、◎カフジテイク&津村騎手は、よく頑張りました。
予想外のハイペースでも落ち着いた騎乗ぶりでしたね。
レースの上がり 36.1 のところを 34.9 で追い込んできましたが、如何せん展開に左右
されるだけに、3着は仕方のないところ。 まだまだこれから、ですよ。
G1でも勝負になることが証明されましたからね。


コパノリッキーは、衰えか。
モーニンの凡走はよく分かりません・
ノンコノユメは、ただ馬体重を戻しただけでは、駄目なのでしょう。
調教では動きましたが、それを言ったらダート短距離馬は、みな調教駆けしますから。
ニシケンモノノフは、直線では見せ場たっぷりでした。
あのラップで先行して、残ったのはこの馬だけです。
得意の千四に戻れば、もっと活躍が出来るはずですね。


上:ハズレ 下:元取り