日曜競馬 回顧

競馬

[桜花賞(G1)]


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まー、スターズオンアースは根性と度胸のある馬でしたね。
直線では、前が壁となり両側から挟まれるなどの不利を克服して、
川田騎手の叱咤激励に応えました。
フェアリーステークス2着→クィーンカップ2着からの参戦ですが
言ってみれば裏街道の道のりを経ての優勝劇ですね。
もっと人気がないかと思いきや、川田騎手騎乗のためか、馬券圏内
を外していない安定感を買われてかの7番人気。
正直、馬券圏内はあれど、このメンバーで勝ちきるとは思いません
でした。スタセリタの孫ですので、伯母にはソウルスターリング
シェーングランツがいる血統ですね。スタセリタは両親ともにドイ
ツ血統の牝馬ですが、代を経て日本の軽い芝にも適応してきたので
しょう。この牝系には注目ですね。
折り合いには問題のない馬ですので、オークスでも楽しみです。


前半-後半が、46.8-46.1と、かつての "魔の桜花賞ペース"
どころか、馬場とレースの格を考えると、かなりのスロー。
ペースを読むに長けている百戦錬磨の武豊騎手は、思い通りの競馬
をして、最後の10mでは勝ったと確信したでしょうね。実際、私
もウォーターナビベラが勝ったと思いました。そして、ナムラク
アも残った展開となると、中団から後方の馬はやはり苦しいですね。


1番人気に推されたナミュールですが、枠入れが最後のわりには、
やや出負けをしてしまいました。18頭立て大外枠の宿命として、
終始外を回らせました。ナムラクレアがピッタリ千六を走ったのと
比較して、20m以上は余計に走ったかもしれません。そして、い
つもの鋭い末脚(33.7 ですが・・・)もなく、着差は0.3差ですが
10着に惨敗。これで横山武史騎手は、春のG1・3戦連続で1番
人気馬に騎乗しての惨敗劇。G1に限れば、完全に勝利の女神に見
放されて、貧乏神にでも憑かれているような気がします。


本命に推したサブライムアンセムですが、やはり直線が短い内回り
の千四がベストの印象ですね。外回りでは使える脚が短いですね。
着差にして0.2差ですので、ちょっと惜しかったかな。ピンハイ
複勝も持っていただけに、0.1差のクビ・クビで3着を逃して
しまったのも、これまた惜しかったです。はぁ~。