いやぁ〜文芸春秋さん

競馬


何と今月号の文庫新刊で3冊の目玉商品を出してくれましたね。
近視・遠視に乱視の目を持つワタシは、以前ほどのスピードで
本を読むことが出来なくなりました。
買ってもまだ読んでいない文庫本も多数、そして今回の3冊。
勿論買いましたよ、今日ね。
中でも浅田次郎氏の『一刀斎夢録』は楽しみです。
新選組3部作の第1部に当たる『壬生義士伝』は、新撰組モノ
の範疇だけではなく、現代文学の金字塔ともいえる大作・秀作です。
どうしよう、年末年始まであたためておきましょうか。




『一刀斎夢録』(上下巻) 浅田次郎



「飲むほどに酔うほどに、かつて奪った命の記憶が甦る」――
最強と謳われ怖れられた、新選組三番隊長斎藤一(さいとう・はじめ)。
明治を隔て大正の世まで生き延びた“一刀斎”が近衛師団の若き中尉に
夜ごと語る、過ぎにし幕末の動乱、新選組の辿った運命、そして剣の奥義。
慟哭の結末に向け香りたつ生死の哲学が深い感動を呼ぶ、新選組3部作完結篇


一刀斎夢録 上 (文春文庫)

一刀斎夢録 上 (文春文庫)

一刀斎夢録 下 (文春文庫)

一刀斎夢録 下 (文春文庫)




『花の鎖』湊かなえ


両親を亡くし仕事も失った矢先に祖母がガンで入院した梨花職場結婚したが
子供ができず悩む美雪。水彩画の講師をしつつ和菓子屋でバイトする紗月。
花の記憶が3人の女性を繋いだ時、見えてくる衝撃の事実。
そして彼女たちの人生に影を落とす謎の男「K」の正体とは。
驚きのラストが胸を打つ、感動の傑作ミステリ。


花の鎖 (文春文庫)

花の鎖 (文春文庫)