フィリピン国防省は3日、北部ルソン島沖、南シナ海のスカボロー礁に、中国がコンクリートブロックを
設置したと発表した。中国が実効支配に着手したもので、南シナ海の領有権をめぐる両国の争いは、深刻
な局面を迎えた。
国防省報道官によると、コンクリートブロックは約30個で、フィリピン海軍の航空機が8月31日に撮影
した。周辺には中国船3隻が停泊している。フィリピンはコンクリートブロックが、中国軍の“駐屯施設”
の基礎工事に使用されているとみている。
この事態をガズミン国防相は関係議員に、「施設建設の前触れだ」と報告した。議員の一人は中国が1995年、
パラワン島沖のミスチーフ環礁を実効支配したときと、「同じやり方だ」と憂慮している。
フィリピン政府は、中国船が1年以上にわたりスカボロー礁に居座り続け、「すでに事実上の実効支配が始
まっている」(政府筋)との認識でいた。フィリピンが国連海洋法条約に基づき、中国を仲裁裁判所に提訴
した大きな理由の一つも、実効支配を阻止することにあった。
今後、中国は施設を建設するとみられ、スカボロー礁での実効支配が固定化し既成事実化すれば、フィリピンと、
これを支援する米国には大きな痛手だ。
中国がこの時期に実効支配に着手したことについて、フィリピン政府筋は、先にワシントンで、米軍のフィリピン
軍基地使用に関する最終合意へ向けた協議が開かれるなど、着実に進んでいる対中戦略への対抗措置だと指摘する。
またフィリピンが、中国の仲裁裁判取り下げ要求を拒否していることに対する“制裁”で、実効支配は仲裁裁判に
有利に作用するとの計算もあるとみている。
→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/130903/chn13090318430003-n1.htm
まぁ、アレですね。世界唯一のスーパーパワーを持ち、正義感で
世界の警察官たらんとする米国と正反対なのがシナでしょう。
他国の領土でも隙あらば我が物にしてしまう、コソ泥国家ですな。
WW2後にどさくさの中で手に入れたチベットや、東トルキスタン
などの弱い人々に対する残虐な仕打ちなど、弱い者いじめも得意
としています。
シナはこういう手段が得意です!
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