( `ハ´)「属国になるアル」

競馬


「同盟を結べ」と韓国に踏み絵を迫る中国
中国の心理戦に揺れる韓国の二股外交




 中国が韓国に対し「我が国と同盟を結べ」と言い出した。米中双方と同盟を結ぶなんてことは
できるのか。韓国の二股外交は危うさを増すばかりだ。



■母国を属国と見なした新羅文人




 韓国人に冷や水を浴びせる記事が載った。朝鮮日報の7月20日付「“21世紀の崔到遠”を求める
中国」だ。筆者は中国文化に明るいイ・ソンミン文化部先任記者である。




 崔到遠は新羅の人で、若くして唐に赴き科挙に合格。官僚を務めながらその文才を唐の人々に
愛されたが結局、新羅に戻った。韓国では中国文明を最初に持ち帰った知識人として有名だ。




 6月末の中韓首脳会談で、習近平主席が崔到遠の漢詩朴槿恵大統領の前で謡って見せた。
韓国政府は中韓関係の緊密化や、会談が成功した象徴としてこのエピソードを大々的に広報、
メディアも大喜びして取り上げた。




 イ・ソンミン先任記者は明かした。韓国人の常識とは異なって、崔到遠は唐の皇帝の使いとして
戻ったのであり、新羅でも唐の官職を使い続けたうえ、母国を「大唐新羅国」「有唐新羅国」と
呼んだのだ、と。新羅を唐の属国と見なした新羅人の話の後段は以下だ。




 歴史に明るい中国指導部がこうした事実を知らないわけがない。習近平主席が崔到遠に言及した
のは「韓中の古い紐帯」を強調するためだけとは考えにくい。東アジアの文明の標準が再び中国に
戻っているという事実を韓国も直視し、立派な先祖に学べという指示に聞こえるのだ。




■「君臨する中国」への恐怖




 記事には「朴槿恵訪中は朝貢外交だった」などとは一言も書いてない。だが、これを読んだ韓国人
は「いまだに中国は韓国を属国扱いするのか」と深い失望に陥っただろう。




 中韓首脳会談の直後は有頂天になった韓国人だが、時がたつにつれ「ちょっと待てよ」と思い
始めた、と韓国の識者Aさんは指摘する(「『中国傾斜』が怖くなり始めた韓国」参照)。




 この記事はまさにその空気の象徴だ。以降「韓国に君臨する中国」への恐怖がポツリポツリと
韓国メディアで語られるようになった。(以下略)




→ http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130827/252648/?n_cid=nbpnbo_bv_img


再び、これかぁ(笑)



まず、朝鮮と清(中国)がどの程度の従属関係だったか。

朝鮮というのは、中国の属国の中でも琉球(現在の沖縄)よりも低い地位だった。



そもそも、中国の属邦の中でも朝鮮の地位は最も低く、
下国のなかの下国であった。

天朝の朝賀の席では、千官が赤色の礼服を着ていたのに対し、
朝鮮の使臣だけは異色の丸首の衣である。

また、琉球の使臣は籠に乗って宮廷に入るのに対し、
朝鮮の使臣は籠に乗ることを禁じられていたことが
「渓陰漫筆」に書かれている。

そして、李朝時代の臣民は琉球以下の扱いを受けたと嘆いている。

         (黄文雄『韓国は日本人が作った』徳間書店



服装も違ったし、籠にも乗れなかった。
身分が「最も低い」のだからしかたない。


身分の低さは朝鮮がどんな扱いを受けていたかを見ればより明白になる。



・朝鮮国王は清の皇帝によって任命される。
・朝鮮国内の事件は全て皇帝に報告しなければならない。
・朝鮮国王は清の使節をソウル城門まで出迎えなければならない。
・朝鮮国王の地位は、清国の廷臣よりも下。
・朝鮮政府には、貨幣の鋳造権すら与えられてない。
・朝鮮政府には清国への食糧、兵士提供の要求権もない。
・朝鮮は清国に細かく定められた貢品を出す以外に、毎年、牛3000頭、
 馬3000頭、各地の美女3000人を選り抜いて貢がなければならない。



朝鮮国王が宗主国の清国皇帝に奉呈した貢文に気に入らない言葉が
たった一つあっただけで、朝鮮国王は銀1万両を罰金として払った上に、
年貢への見返りを3年間停止するという厳しい処罰を受けている。