疑心暗鬼 戦々恐々

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米株おおむね下落、緩和縮小懸念で格付け見通し引き上げ相殺



10日の米国株式市場はおおむね横ばいで終了した。格付け会社スタンダード・アンド・
プアーズ(S&P)がこの日、米格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上
げたものの、前営業日に急伸していたことから横ばいとなった。



市場では、米連邦準備理事会(FRB)が資産買い入れ規模を縮小させるのか、させると
すればいつになるのかという警戒感が払しょくされておらず、S&Pによる米格付け見通し
引き上げを受けた株価上昇は長続きしなかった。



S&Pは2011年夏に米格付けを最高位の「トリプルA」から「AAプラス」に引き下
げている。今回格付け見通しが引き上げられたことにより、短期的な格下げの確率は、
3分の1以下に低下した。


ダウ工業株30種.DJI終値は9.53ドル(0.06%)安の1万5238.59ドル。
ナスダック総合指数.IXICは4.55ポイント(0.13%)高の3473.77。
S&P総合500種.SPXは0.57ポイント(0.03%)安の1642.81。



→ http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE95908020130610?sp=true


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米国株式市場も、いつ連銀総裁が、いつバーナンキFRB議長が
過剰的な流動性量的緩和を改めて、元に戻すというか、縮小
するのか戦々恐々の状態なんですね。
米国では日本以上に、個人やファンドなどが株式を運用していますが、
量的緩和縮小→株価暴落→FRB非難、とはなりません。
FRBは独立した中央銀行であり、米国経済全体を見通して是非を
問い政策が決定されます。皆さんはそれを承知で投資しているワケです。
だから市場は疑心暗鬼になるワケですね。
量的緩和縮小となればリスクマネーが逃げ出します。
後は皆さんのご想像の通りです。