向かい風と追い風

競馬

ドル一時99円台前半に上昇、米格付け見通し引き上げで=NY市場



10日終盤のニューヨーク外為市場では、日本の株価急伸や格付け会社スタンダード・アンド・
プアーズ(S&P)による米格付け見通し引き上げを受けて、ドル/円が一時99.28円と
99円台前半で取引された。
終盤は1.25%高の98.77円。



日本の1─3月期実質国内総生産(GDP)改定値が年率換算で4.1%増となり、速報値の
3.5%増から上方修正されたことを好感して日経平均株価.N225が急伸したことから、ドル/円
は海外市場で上昇。ニューヨーク取引時間帯の早い段階でS&Pが米国の格付け見通しを
「ネガティブ」から「安定的」に引き上げると発表すると、上げ幅が広がった。


ユーロ/円も上昇し、終盤は1.48%高の130.92円。



ロイターのデータによると、ユーロ/ドルは当初の下げから切り返す展開で、この日の高値は
1.3269ドルだった。


→ http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE95908G20130610


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S&Pの米国債格付け見通しを引き上げて、ドルが買い戻され
円が売りに出され、1ドル=99円台に突入しました。
(7:30時点 1ドル=98円80銭台)
輸出企業にとっては追い風ですが、輸入企業にとっては、例えば
原油輸入精製企業にとっては向かい風。
ガソリンや化学製品、食品などの値上げが予想されます。
しかし、株価にとっては大いに追い風になります。
日経平均株価は、ファストリテイリング、ソフトバンクの他に
ハイテク企業の比重が大きいからですね。
昨日の日経平均株価:13,514円
そしてCME225(¥):13,560円。
さて、今日の株式市場は?