騰がったけれど

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日経平均大幅反発、今年最大の上げ幅で1万3500円回復



東京株式市場で日経平均は大幅反発。
前日比636円高と今年最大の上げ幅で高値引けし、6月5日以来3営業日ぶりに
1万3500円台を回復した。



前週末発表の5月米雇用統計を受けて、米連邦準備理事会(FRB)が早期に資産
買い入れプログラムを縮小するとの懸念が後退。
米国株が大幅上昇したほか、為替も98円台前半まで円安方向に振れ主力輸出株を
中心に大幅高となった。後場も主力株への買い戻しや先物への自律反発期待の買いが
継続し上げ幅を拡大した。東証1部全体の97%が値上がりし、全面高となった。



一方、東証1部の売買代金が2兆5760億円と5月7日以来約1カ月ぶりに3兆円
を下回る低水準となり、売られ過ぎの反動との見方も多い。
ちばぎんアセットマネジメント・調査部長の奥村義弘氏は「日経平均が13週移動
平均線(1万3574円94銭=10日)を上回っておらず、まだ底値固めの段階だ。
日銀金融政策決定会合の結果を見極めたいとして、投資家は見送りムードが強い。
決定会合を受けて為替や金利動向が落ち着きを取り戻すかがポイントだ」と述べた。



個別銘柄ではトヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)やソニー(6758.T:
株価, ニュース, レポート)など輸出株が後場一段高となったほか、三菱UFJフィ
ナンシャル・グループ(8306.T: 株価, ニュース, レポート)など金融株も堅調。
2013年4月期の営業利益が前期比37%増益となったクックパッド(2193.T:
株価, ニュース, レポート)はストップ高となった。



半面、三菱重工業(7011.T: 株価, ニュース, レポート)が東証1部値下がり率トップ。
米電力会社エジソン・インターナショナル(EIX.N: 株価, 企業情報, レポート)傘下の
サザン・カリフォルニア・エジソン(SCE)が原子炉2基の廃炉を発表し、三菱重工
に損害賠償や保険による補償を一部求めるとしており、警戒感が強まった。



東証1部騰落数は、値上がり1670銘柄に対し、値下がりが39銘柄、変わらずが
7銘柄だった。



→ http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE95904J20130610


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日経平均株価が636円上昇した割には、何となく迫力不足を
感じてましたが、それは売買代金の少なさですね。
今日の騰げは、それまでの売られ過ぎの反動がモロに出た結果で
投機家は大活躍でも、大方の投資家は覚めた目で見ていたのかも
しれません。 買い戻しが中心だったのかもしれません。
本来なら売買代金が4兆円を超えてもおかしくない相場で、
2兆5760億円は少なすぎますね。
今日の上げた株価は、しっかりと根を張った株価なのか、
それとも砂上の楼閣なのか、明日以降試されますね。
明日以降も、為替など海外市場、特にNY市場に左右される事は
変わらないでしょう。