売買代金エネルギー不足

競馬


東証大引け、小反発 
中国指標好調で大引けにかけて切り返す



9日の東京株式市場で日経平均株価は小反発。終値は前日比9円63銭(0.07%)高の1万3615円19銭だった。
前日までの大幅続落後で、自律反発への期待から下値では押し目買いが入ったほか、中国当局が午後に発表
した経済指標が比較的好調だったことから、短期筋などによる買い戻しが入った。
外国為替市場で円相場が下げ渋ったことや、上海市場で上海総合指数が下落したことなどを受けて下落に
転じる場面があったが、大引けにかけて切り返した。



朝方は前日に米ダウ工業株30種平均が4営業日ぶりに上昇したことなどを受けて、買いが先行。10時前に
日経平均は一時前日比150円近く上昇する場面があった。買い一巡後は利益確定売りが優勢になり、日経平均
は一時下落に転じるなど前日の終値(1万3605円)をはさんで一進一退で推移した。
その後は、中国国家統計局が午後に発表した7月の工業生産高が市場予想を上回ると上げ幅を再び40円超に
拡大する場面もあるなど、1日を通して方向感を欠く値動きだった。
日経平均大引けの前日比での変化幅は4月9日(24銭安)以来の小ささだった。

 


市場では「夏休みを取る市場関係者が多く、商いが薄いなか、売買を繰り返す短期筋の動きで相場が上下に
振れやすくなっている」(いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員)との声があった。
きょうはミニ日経平均先物株価指数オプション8月物の特別清算指数(SQ)算出日だったが、SQ算出に
関連した朝方の売買に波乱はなかった。

 


今週の日経平均は850円97銭下落した。週間での下落幅は6月第1週(3〜7日)以来の大きさだった。

 


東証株価指数(TOPIX)は反発。大引けは前日比1.32ポイント(0.12%)高の1140.91だった。
業種別TOPIXは全33業種中19業種が上昇した。

 


東証1部の売買代金は概算で2兆309億円、売買高は22億1414万株。東証1部の値上がり銘柄数は743、値下がり
銘柄数は862、変わらずは148だった。



→ http://www.nikkei.com/markets/kabu/summary.aspx?g=DGXNASS0ISS16_09082013000000


[,w600]


閑散相場は揉み合いの上で方向を打ち出すことが出来ません
でしたね。東証一部の売買代金は2兆円。これでは方向感を
出す売買は難しいかもしれません。
昨日までの2日間、大活躍したヘッジファンドの売りは、
流石にここまで売れば、値頃感などの理由による指数先物
現物株に買いが入る事を考えたのかもしれません。
さて、来週はお盆休みウィーク。売買代金は1兆円前後まで
下がるのが例年の傾向ですね。