31日の東京株式市場で日経平均株価は反落した。終値は前日比201円50銭(1.45%)安の
1万3668円32銭だった。外国為替市場で円相場が1ドル=98円前後と前日より円高・ドル
安で推移したことや、前日に日経平均が200円超上げた反動から売りが優勢だった。
前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が小幅に続落したことや円高・ドル安を受けて、
朝方から売りが先行した。円が上げ幅を拡大すると株価指数先物への売りが膨らみ、
日経平均は9時半すぎに1万3644円と前日比の下げ幅を220円超に拡大した。
大引けにかけても短期筋の持ち高調整の売りが膨らんだ。
日経平均は日足チャート上で6月28日以来、1カ月ぶりに5日移動平均が25日移動平均を
下回った。
ただ買い戻しが入り、底堅く推移する場面もあった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の
結果や米国内総生産(GDP)、7月の米オートマチック・データ・プロセッシング
(ADP)全米雇用リポートなどの発表を控えて様子見姿勢の投資家は多かった。
東証株価指数(TOPIX)は反落。大引けは前日比16.83ポイント安の1131.70だった。
業種別TOPIXは全33業種中29業種が下落した。
東証1部の売買代金は概算で2兆3138億円、売買高は25億9035万株。東証1部の値上がり
銘柄数は270、値下がり銘柄数は1414、変わらずは69だった。
日経平均への寄与度が大きいファストリ、ファナックが売られた。午前中は上昇していた
ソフトバンクも下げに転じた。一方でKDDIや東エレク、住友電が買われた。
→ http://www.nikkei.com/markets/kabu/summary.aspx?g=DGXNASS0ISS16_31072013000000
日経平均株価はチャート上ではデッドクロス(5日移動平均×25日
移動平均)になってしまいました。
私は個人的にはデッドクロス、ゴールデンクロスは、ほとんど信じ
ませんが、頭の片隅には覚えておくべきかもしれません。
FOMC、雇用統計、為替、そして企業の第1四半期決算発表と
なかなか手を出し難い相場となっていますよね。