ポジティブサプライズ

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米FOMC、量的緩和の縮小見送り 雇用動向見極め



米金融政策を協議する米連邦公開市場委員会(FOMC)は18日、現行の量的金融緩和政策を維持する
ことを決めた。市場では証券購入額の段階的な縮小を決めるとの観測が広がっていたが、同日の声明では
景気回復の進展を確実に見届けるまで判断を「待ちたい(await)」と表現。出口政策の決定を今秋
以降に持ち越した。



米景気を巡って声明は、「穏やかなペースでの回復」が続いていると指摘。雇用や経済活動も引き続き改善
傾向をたどっているとしながらも、現行の証券購入ペースは今回、変更しないことにしたとしている。
今後の縮小のタイミングについては景気のデータなどを精査して検討を続けるとしている。

 

9月上旬に発表された8月雇用統計の新規雇用者数が予想を下回り、6、7両月も下方修正されたことなど
からFOMCメンバーの間で緩和縮小への慎重論が広がった可能性がある。
縮小見送りにより、10月末の次回FOMC会合以降に焦点が移る。

 

FOMCは2012年9月から、住宅ローン担保証券MBS)を月400億ドル購入するなど長期証券の保有
月850億ドルずつ増やす量的緩和第3弾(QE3)を開始。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は
景気回復の見通しが下振れしなければ年内に緩和規模を縮小し、来年央をメドに追加の証券購入を停止する
意向を示していた。



→ http://www.nikkei.com/article/DGXNASGN1801H_Y3A910C1000000/



ポジティブサプライズですね。個人的には量的緩和縮小策の時期
や条件などを示すと思ってましたが。
バーナンキFRB議長の会見により、ダウはマイナス圏から一気に
147ドルの上昇。量的緩和縮小の見送りにより立ちこめた霧も晴れ
投資リスクを取る動きになりそうです。
さて昨日の東京市場は指数先物に引っ張られて193円高の14,505円
CME225(¥)は、14,720円
ADRは最近叩かれ気味だった通信株を含めて堅調
為替ですが量的緩和縮小策の継続によりドル売り円買いが進んだため
今現在(7:30)1ドル=98円10銭台、NY市場では97円台まで
進みました。
今日は米国市場の上昇を受けて上昇するでしょうが、懸念材料として
円高ドル安でしょうか。ザラ場中に97円台に上昇すれば、輸出企業
の株も頭が重くなりそうですね。