[エリザベス女王杯（Ｇ１）]
Ｇ１のようなレースで圧倒的な１番人気馬は、それだけで不利
ということを証明しましたね。
内田博騎手は、４番手あたりを追走するのは作戦通り。
しかし、エリンコートが３コーナーからマクッて出たのは想定外？
そしてこの頃から全馬が動き出し、逃げたレジェンドブルーと
オールザットジャズがいち早く直線へと抜け出ました。
内田博騎手としては、本当ならワンテンポ一呼吸置いてスパート
するハズが、そうも言ってられません。自らが前を捕まえなければ
なりません。何たって圧倒的１番人気馬の宿命であり義務だからです。
結果、直線では難なく前の２頭を交わすも、伏兵レインボーダリアの
末脚に屈してしまいました。
これは仕方ないです。１番人気に求められるのは負けない横綱相撲
での必勝ですからね。
鞍上の柴田善騎手は、調教に乗ってこの馬のことを完全に掴んで
いました。 我慢すれば必ず直線では伸びる、と。
それに、重馬場実績もある、と。
内田騎手と柴田騎手の叩きあいは見応えありましたね。
前日予想通り（１２−１５）の馬券は持ってましたから。
どっちが勝ってもいいんですが、そこはやはり声が出ましたよ。
「善臣！ヨシトミ！ヨ・シ・ト・ミ！」ってね。
柴田善騎手にとっては久々のＧ１勝利。
平馬ではそこそこの馬に乗っていますが、特別や重賞では脇役のような
馬の手綱を取っていることが多いです。
まだまだ乗れる騎手です。今後も頑張って欲しいところです。
そして、ブライアンズタイム産駒が芝Ｇ１を勝つのも久しぶりですね。
それに、社台系の馬じゃないことも、嬉しいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=rY6WU_r0Lu8:movie,w500
[武蔵野ステークス（Ｇ３）]
イジゲンは本当に異次元なんですね。
あんなに出遅れて、最後方追走でも、結果的には 1/2 差ですが、
それ以上に楽勝に移りました。
こりゃホントに楽しみな３歳馬ですね。
アドマイヤロイヤルは、完全に安藤勝騎手の乗り間違い。
直線で、あんな馬群の中に入れてどうする？
前が詰まって詰まっての４着。 金返せモノの駄乗です。
もっとも、前日予想の馬券の他に馬連も買ってましたから、何とか
チャラに出来ましたけどね。
