日曜競馬 回顧

競馬

[宝塚記念(G1)]



いやぁ勝っても負けても『やっぱりな…。』のオルフェーヴルが快勝。
7分のデキでも他馬とは貫録と実力の違いを見せてくれました。


1000m 通過が58.4と、確固たる逃げ・先行馬がいて予想どおり終始
緩みの無い流れになりましたね。
オルフェーヴルは後方での待機策。それも4コーナー付近になると
馬を外に出せないのでインを突きました。
インは荒れて、ルーラーシップのような大外が伸びるような馬場ですが
『そんなの関係ねぇー!』とばかりにインを推定34.7の一番時計で
前を行くマウントシャスタと迫ってくるルーラーシップを退けての優勝。
最後は流しての2馬身差ですから、圧勝といってもよいでしょう。
これで、調教師が『万全の仕上げ』なるコメントを出した時は、どれくらい
強い競馬をみせてくれるのでしょうか。
秋はどうするのでしょうか。
凱旋門賞プランもありますが、この宝塚記念を勝った馬には、アゴアシ付きで
米国ブリーダーズカップに優先出走権が与えられます。
ロンシャンの深く濡れた馬場より、BCターフ(G1)を目指すのも一興では
ないでしょうか。恐らく、勝てるでしょう。
本命に推したルーラーシップは、やや出負け気味にスタートして、2コーナー
では既に先行グループに。4コーナーをいい感じで上がって大外に出して
いざスパート! しかし、相手が悪過ぎましたね。しかし2着確保。
1番人気と2番人気での馬連 1010円 には少し驚きましたが、オルフェーヴル
単勝が3.2倍では、こんなものでしょう。
1枠の2頭は、あとひと押しが欲しいところです。
夏を越して、秋のG1・重賞戦線での期待が膨らみましたね。



http://www.youtube.com/watch?v=VjMg3dxIq-g:movie,w600