日曜競馬 展望

競馬


[天皇賞(秋)]


天気予報では、明日の東京は12時〜「弱雨」の予報。
雨が馬場に浸み込まない、芝を濡らす程度の馬場でしょうか。
予想以上に降ったならば、馬券作戦も変更しなければなりませんね。
明日の天皇賞(秋)は何たって天覧競争ですよ。
7年ぶりに東京競馬場天皇・皇后両陛下をお招きしての天皇賞(秋)
出走メンバーは、オルフェーヴルを除いたフルキャストといってもいい
馬達が揃いました。
予想をする上でも、ただでさえ重みのある「天皇賞」に「天覧レース」
ともなれば、必然的に凛とした態度で馬柱を観ています(笑)。



分からないのが、ルーラーシップ
25日に計った馬体重が526キロ。前走の宝塚記念と比較して+30kg。
24日に追い切った後の26日にも時計を出してますが、どうなんでしょう。
相変わらずの角居流の馬なり調教しかしていませんが…。
因みに、連対時の馬体重は486〜504kgです。
まぁ、角居厩舎ですから抜かりは無いと思いますが…。
距離適性なら問題ありません。距離二千(4・1・0・0)
ダークシャドウの532kgも気になります。前走札幌記念から+24kg。
ダークシャドウは、馬体重を他所に置くと、一番欠点のない馬ですね。
距離二千(3・3・0・0) 東京(5・1・0・0)パーフェクトですね。
いずれも休み明け、ブッツケ本番の有力馬2頭については、明日の馬体重と
パドックには気を付けますね。



展開的には、シルポートの一人旅。
昨年は、気分良く飛ばし過ぎて、1000m通過が56秒5!暴走でした。
結果、1:56.1の大レコードの陰の主役になってしまいました。
前走の毎日王冠は、1000m通過が57.8で行って14着に沈みましたので
しかし、タメ逃げしては一文の価値もない馬ですので、1000mを58秒5の
ミドルペースくらいでしょうか。
この馬の、ある意味での強さは、誰にも相手にされないことです。
シルポートを追いかける馬はいませんから。



さて、では本命は?
カレンブラックヒルを推します。
5戦5勝、NHKマイルカップ優勝のG1馬ですね。
天皇賞(秋)の前哨戦である格式高いG2「毎日王冠」を制しました。
古馬とは初対戦です。
シルポートが引っ張ったおかげで、勝ち時計1:45.0も立派です。
不利な8枠16番ですが、多少の脚を使っても、2コーナーではシルポート
後ろにつくでしょう。
ペースが読める秋山騎手ですので、カレンブラックヒルが最も力を出せるペースで、
こちらもある意味では一人旅。東京もNHKマイルCと毎日王冠で2戦2勝。
レベルが高い3歳馬の代表選手として頑張って欲しいところです。



相手は、フェノーメノルーラーシップダークシャドウが本線
抑えに、ジャスタウエイ、エイシンフラッシュトランスワープ、トーセンジョーン
を取ります。
怖いのが、調教でも騎乗しているM・デムーロエイシンフラッシュですね。