世界貿易機関(WTO)は30日、中国によるレアメタル(希少金属)の輸出規制がWTOのルールに
違反するとして、米国などが訴えた通商紛争で、中国の違反を認定した上級委員会の最終報告書を公表した。
中国側にとって一審にあたる紛争処理小委員会(パネル)の判断に続く敗訴となった。
この通商紛争は米国のほか、欧州連合(EU)、メキシコが訴えたもので、中国のWTO協定違反が事実上
確定したことになる。判断は今後の中国の貿易政策や対日輸出に影響をあたえるとみられる。
中国は、工業製品の原材料として幅広く利用されているマンガンなど鉱物資源について、資源保護などを
理由にして輸出枠や輸入税を導入し、国内価格を抑制して同国の製品の輸出競争力を不当に高めたと判断された。
今後、ハイテク機器の部品に使われるレアアース(希土類)の輸出規制に関しても紛争処理手続きに入る
可能性もある。
→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/120131/chn12013101150000-n1.htm
かつて、最高実力者の勝g小平は
「レアメタルを武器にすれば、中国は世界の頂点に立つことができる」
と喝破しましたが、そうはさせじと世界の目は厳しいですね。
シナもマクロでは世界第二位の経済力なのだから、世界のルールを
尊重するべきですな。