皇太子ご夫妻、埼玉県の避難所お見舞い
皇太子ご夫妻は７日、福島第１原発事故による避難者を見舞うため、埼玉県三郷市の
瑞沼市民センターを訪問された。
皇太子ご夫妻が避難所を見舞われるのは、４月６日の味の素スタジアム（東京都調布市）
に続き２回目。
同センターには、福島第１原発事故の影響で、町全域が緊急時避難準備区域となっている
福島県広野町などの住民約２００人が生活している。
皇太子ご夫妻は膝をつき、目線を合わせてお見舞いに。予定時間を１時間以上超えて避難所
に滞在された。
皇太子さまは製造業の坂本邦弥さん（３１）に「一時的にはお帰りになる機会はあったんですか」
と長引く避難生活を案じられた。
皇太子妃雅子さまは、震災の当日、富岡町で道路工事をしていた建設業の坂本一光さん（３７）
から、津波がくる直前、近くの民家の高齢者を数人、車に乗せたが、多くの人が流されたという
話をきき「心に傷が残るようで、大変ですね」と心配された。
坂本さんの母、光子さん（６２）は「妃殿下も体調がすぐれない中、おいで頂いてありがたかった。
お会いして元気が出ました」と話していた。
→ http://sankei.jp.msn.com/life/news/110507/imp11050719270002-n1.htm
天皇皇后両陛下、皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻と、避難所に出向いて
被災者を励ましています。
自ら膝を床に付けて、被災者の話を聞くお姿には感銘しますね。
日本の国家としての象徴、事実上は国家元首一族ですので、今後も
ご自愛の上で、被災だれた方々を励まし、勇気づけて欲しいものです。
皇太子ご夫妻、東京・調布市の避難所を訪れ被災者の体調を気遣われる
