日曜競馬 展望

競馬

[NHKマイルカップ(G1)]


よく言われるのが、府中のマイル戦(得にG1など上級条件)で勝負になる馬は
マイル戦以上の千八〜二千米で結果を残している馬が有利ということですね。
それだけ、府中のマイル戦は他場でのマイル戦以上のスタミナと底力が要求されるワケです。
まぁ、タイキシャトルのような他馬を超越した馬なら話は別ですけどね。


今年の面子を見ると、千六を超える距離の重賞で、好走した馬こそいますが
勝った馬はいませんね。
毎日杯阪神千八)快勝→NHKマイルカップなど、キングカメハメハディープスカイ
のような臨戦過程を踏んでいる馬はいません。
今年は、逃げ希望馬が何頭かいますので、中でも何が何でもハナを譲らないリキサンマックスの
大逃げ逃走劇が直線半ばまで(?)は楽しめそうです。
横山典騎手が一見、離し逃げながら実は馬にとっての平均ペースを緩急混ぜて逃げ粘る
というお得意の手腕は、柴原騎手ではちょっと無理ですね。
皐月賞より二枚落ちのようなメンバーですが、ここは唯一のG1馬◎グランプリボス
軸に据えます。
サクラバクシンオー産駒なので、中山の千六でG1を勝っても府中では? との疑問には
母系がサンデーサイレンス×セクレタリアトですので、母系から距離は持つと考えます。
2走前のスプリングステークス、1.46.6で、勝った皐月賞オルフェーヴル
0.2秒、1-1/2 差まで頑張りました。
このスプリングSでの勝ち時計(1.46.4)は、翌日の毎日杯1.47.1と
比較してもスプリングSのレースレベルの高さが伺えます。
早い流れが想定される中で、恐らく先団直後くらいの位置取りでしょか。
名手ウイリアムズ騎手に一任ですね。
亡きサクラバクシンオーの後継種牡馬になるくらい、出世して欲しいものです。
コティリオンの差脚は脅威ですが、今まで厳しい競馬をした経験がありません。
早い流れで、追走しつつなし崩しに脚を使わされるかもしれません。
リアルインパクトは、隣が飛ばして行ってくれるのはいいのですが、如何せん
フルゲート18頭の1枠1番が気になります。インに閉じ込められる可能性は
否定出来ません。 ただリキサンマックスの大逃げで縦長にバラける展開になれば
この内枠は有利かもしれません。
馬券は馬連
13−(1・2・3・4・8・9・13)
後は少額でエイシン丼 2−2 を抑えるかな?






[新潟大賞典(G3)]


ここは前走で見所のあった◎タッチミーノットから入ります。
前走の大阪杯では、後の天皇賞ヒルノダムールがレコードで勝った時の
0.2秒差・1馬身差まで迫っての6着です。
6着といえども、
1着 ヒルノダムール
2着 ダークシャドウ
3着 エイシンフラッシュ
4着 ダノンシャンティ
5着 キャプテントゥーレ  
の僅差6着ですので、この中に入ってはそう無様な競馬は出来ませんね。
背負う斤量にも恵まれた感さえします。
強敵はセイクリッドバレーにアロマカフェでしょうか。
馬券は馬連
9−(1・2・5・6・10・13・15)